大日ヶ岳 1708.9m 郡上市(旧白鳥町) 2005年9月19日 地形図「白鳥」
【登り:駐車場−55分−リフト頂上−35分−水後山−
25分−鎌ヶ峰−40分−山頂】
【下り:2時間30分】
《天気予報》
17・18・19日の三連休は仕事の予定があって、連休にな
らないはずが幸いにも連休になった。それで18日に大日ヶ岳
を計画したが、17日の夕方の天気予報では40%の確率で雨
との事。しかたなく順延とした。さて18日の朝5時ごろ起き
て、当初の予定のダイナランド以外のルートを調べていると、
5万分の1の地形図「白鳥」に桧峠から破線が書いてある。
距離の測ると山頂まで6Kmで美濃平家の5.5Kmさほど変わらない。「ふみあとnet」で
検索すると観光協会が登山ルートの調査をしたとの記載があり、これなら行けると判断した。
時間は登り4時間くらいと計算した。そんな事をしている内に明るくなりカーテンを開けると
雲一つ無い快晴、「晴れている」と言っても今日はもう気分が乗らない。
(このルートは「岐阜の山旅100コース」と「山旅徹底ガイド」に記載があるのを
見落としていたことに帰宅後気が付いた。)
《登山口》
19日の朝、所要時間が分からないので、とにかく早くと4
時50分に家を出る。桧峠から右手の道に入ると満天の湯の
駐車場に入った。さらに奥に車を入れ、辺りを見るがはっき
りしたルートは見えない。駐車場にもどり一台停めてある車
の人に話しをするとその方も大日ヶ岳に行くとの事。駐車場
の東のヤブの中を見るとノボリがあるのが見える。
もう一度、桧峠に戻り辺りを探すと登山口があり、同じノボ
リがある。
そして駐車場に戻りヤブを10mほど分けて入山。
《山頂へ》
うっそうとした杉林の中を15分ほど行くとゲレンデに出る。振り返ると毘沙門岳の山頂には
雲がかかり、リフト頂上の建物もガスっている。
ゲレンデの脇の道を歩く事40分でリフトの山頂に着く。この付近は白樺とブナが多いいがどれ
も元気がなく、一部は枯れている。
ここからは木立の中に道が付いていて35分で水
後山に着く。そう言えば、こんなにはっきり
した道を歩くのは久しぶりだ。木々の枝が体に当
たらないのが不思議の感じがする。
東側が切れ落ちた尾根
を、リンドウを見ながら
35分で鎌ヶ峰着くが、
本峰は見えず、鷲ヶ岳・石徹白の山々も雲の中。わずかに毘沙門岳の山頂部が見えるように
なった。でも少しずつ雲が上がっていき、日差しが出て来た。いくつかのコブを越えると
大日如来の祭られた山頂に出た。
先客は駐車場を前後して出発した方だけで静かな
山頂。この頃にはガスも晴れ、水後山からの尾根
の上に登山者がいるのが見えた。
《下山》
いつまで待っても白山の顔を出さないので下山を
開始。先の方も下りて行かれた。
鎌ヶ峰までの間で7・8人のパーティが3組、
2・3人のパーティが4組、一人の人も何人か、こんなにたくさんの人を山で見たのは養老山以
来か、とにかく数ヶ月、山で人に出合った事がない。一番最近は松葉洞か、その前は屏風山・・
駐車場への分岐を通り過ぎ、峠の登山口へ向かう、そうしないと何だか完結しないような
気がする。でも3分の距離しかなかった。林の中を戻って、駐車場に着いたが先人の方の車
は無かった。また他の登山者の車もなく、そういえば峠の登山口には2台しか車がなかった。
と言うことは皆さんはゴンドラでショートカットしたのか。まあ、そういうのも有りか。