西川山出合 1052.8m 郡上市(旧大和町) 2005年8月28日 地形図「八幡」
【トンネル東口−10分−黒田峠−35分−山頂】
「続・ぎふ百山」には西川山出合となっていて、点の記にも所
在地は字出合と記されているが、別の本には西川山と記されて
いて、どちらを取るか悩むが、山名としては西川山のほうが
すっきりしていると思う。
内ヶ谷トンネルの東口の空き地に車を置いた。峠まで車で行こ
うと思ったが、やはり歩こう。トンネルが開通してからは車が
通らないからか、舗装の上に水アカが付いていてスットクが
滑ってしかたない。黒田峠では猿が出迎えてくれたが、ここは
無視して林道に入る。
空模様があやしくなって来たので、かなりの
ハイペースで歩いていると、ライトバンが下りて
きた。軽トラなら分かるが、こんなガタガタ道を
よく走れるものだ。
途中、1ヶ所だけ展望がありトチノキ洞が望めた。
あとは何の変化も無い植林の中の歩いて山頂に着く。地図で見ると、南側の中継所(電源開発)の
奥に三角点があるようだが、そこにはもう一区画
フェンスに囲まれた敷地があり、有刺鉄線でガード
されていて入れない。念のため、その区画の周りの
ヤブを探したが発見できなかった。
車道が山頂まで続いていて、その上に三角点がない
山なんて・・。 でも名前を持つ山として処遇し、
やはり山と認めよう。そうしないと池田山も保古山
も、もしかすると伊吹山も山でなくなってしまう。
下山を開始してすぐに、また猿と目があった。10数年ザックの中で眠っていた笛を取り出し
ピューピュー吹きながら車に戻った。
帰路は東海北陸自動車道から東海環状道に入り美濃加茂ICで下りたが、IC出口で込んで
いた。でも内ヶ谷トンネルから1時間30分で帰ってこられたことを思えば、北濃の山は近く
なった。