讃岐富士

讃岐富士
裾野を引く姿は写せなかった

飯野山(讃岐富士)421.9m 香川県丸亀市 2005年12月25日

【所要時間:飯野山登山口バス停−55分−山頂−40分−野外活動センター−8分−バス停】

ルート地図

《讃岐富士について》

30年以上前に香川県善通寺市にいた事があり、朝な

夕なに望むことできたと思うが記憶にない。

今回は愛媛に出張が入り、日曜日の移動日を利用して

讃岐富士に登る事にした。

《アプローチ》

24日の早朝6時、多治見駅で指定券を買った。

そして25日出発の朝、キップを確認すると24日

の日付になっている。そう言えば、日にちを言わなかった事に気が付いた。

払い戻しは出来るのだろうか。多治見駅のミドリの窓口には昨日の女の子がいたが、にべも

無くダメと言われた。その上、指定券だけでなく特急券も無効との事。ショック

合計5000円の出費になってしまった。これからは気を付けよう。

雪の為の、関が原付近の徐行運転ははっきり分かるほどにゆっくりで、岡山で「南風」

の乗換えに間に合うか心配になってきた。結局、14分遅れで京都に着きて、そのまま

岡山着。乗換え時間の8分を大幅に過ぎてしまい、「南風5号」には乗れず「しおかぜ7号」

に乗車した。と言うことは、丸亀ではコニュニテーバスにも3分遅れで乗れない事に

なってしまった。

丸亀駅

 新幹線の車内アナウンスでは「南風5号」に連絡

 がとれなくて対応できないと言っていたが、

「そんな、アホナ」。所が「しおかぜ7号」は2分

 遅らせて山陽線の電車を待っていた。

 とは言え、瀬戸大橋線は一部単線区間があるから

 しかたないか。丸亀駅では早い昼食をとって

 12時13分のバスに乗り、12時34分「飯野

       丸亀駅           山登山口」のバス停に着いた。

《山頂へ》登山口の案内板

 バス停からは案内標識に導かれ、住宅地の中の急な坂道を登って行
 
 くと、舗装が切れ「野外活動センター」に着く。ここから登山道が

 始まるが登山口にはツエが置いてあり、スットクは持参していない

ので、使わせてもらうことにした。登山道はもともと作業道だったのか、 所々にコンクリート

が残っている。

また、ヤブの中にテープがあり、好きな人がバリエーションルートをつけたらしい。

しかし、靴以外は町着なのでおとなしく登山道を歩くがかなり急な道が続いている。

木間越しに足元には讃岐平野が広がり、瀬戸大橋を遠望できる所は切開きがあった。

 瀬戸大橋の遠望  山頂

そして山頂。

《山頂にて》

山頂には新百名山の碑や御製の歌碑や案内板などが並び大変にぎやかだ。薬師堂の前には

ノートが置いてあり、記帳させてもらった。

おもじょの足跡

少し下っておもじょの足跡をカメラに収めるが、

展望台からは逆光で瀬戸内海はすっきり見えない。

すぐに下山するのももったいないので周回コース

に入ってみたが何か変なので登り返すとまた展望台

に出た。





《下山》

道が広くて急な為、スピードが乗ってしまい、どうしても腰に来る。その上に路面は

すごく硬いようだ。少しペースを落したがバスの時間が気になりだし、野外活動センター

からは少し早足をした。

すれ違った登山者は30人はいたと思うが、大半はスニーカを履いていた。やはり、ここは

山ではなくて公園なのだろう。

《丸亀駅から伊予へ》

巡回バスは丸亀城の横を通って丸亀駅に15時23分に着いたが、特急は16時6分で

待ち時間がかなりあったが、駅の構内で時間をつぶした。

しかし、遅い列車に乗ったおかげで車窓からは夕日に映える島々を眺めることが出来た。

そして、口ずさむ歌は「瀬戸の花嫁」。

瀬戸は日暮れて 夕波小波・・・

明日の仕事がうまく行きます様にと、夕日にお願いした。



美濃一人山名録05讃岐富士