鳶岩巣山 512.8m 中津川市(旧福岡町) 2005年8月7日 地形図「付知」
《登山口を探す》
10時ごろ二ツ森林道の記念碑前を出発し岩寿荘
の方を目指すが、気が付くと旧福岡町高山に入っ
ていた。薬研山か鳶岩巣山と思っていたので、戻
り道で手前の鳶岩巣山の登山口を探す。
1時間ほど山の周りを探したがA地点の谷の左岸
にいい感じの踏み跡がありこれを第一候補として
キープ。次は山頂から東に延びた尾根の先端と
思ったが民家があってNG。
行きつ戻りつしてやはり第一候補に決定したが、
その50mほど北に例の高山区有林のクイがあるのを見つけて、そこ
から入山。
《登り:P−10分−境界標識の最高点−10分−岩の展望台−
15分−北側のコブ−15分−山頂》
境界は北側が高山財産区で南は個人の山なのか、ヒモが延々とひっ
ぱってあって高社山状態。ところが10分行った所で境界は北に
下っている。
踏み跡も無くなり、辺りを探すと薄い踏み跡がヤブの中についていた。こんな真夏に、しかも
里山でヤブ漕ぎでもあるまいと思いつつ、くもの巣をはらいながら進む。
10分歩くと平たい岩があって、岩山や高峰山・
苗木の辺りが展望できた。
さらに15分、山頂北のコブでついに踏み跡がなく
なり、右往左往。山頂が見えているが岩の斜面が
降りられない。気力が萎えかけたが地図を見ると
あと150m位、気を取り直し岩場を迂回して尾根
にもどると踏み跡が出て来た。
と、手にストックがない。さっきのコブで山頂の写真を撮る時に置き忘れたらしい。
残念ながら正確な場所に戻る自信がないのであきらめた。
鞍部に着き、東の方を見てみるが谷から上がって来る踏み跡は無いように思えた。
最後の登りはすぐに岩尾根に突き当たるが、なんてことは無かった。つぎの岩尾根は少少
きつかったが右から巻いてどうにか通過、尾根に戻ると三角点があった。
北のコブから15分。最後の尾根の岩の上からは笠置山が長い裾を引いていたが、
見慣れている姿とは違っている。
《下り:山頂−25分−民家の裏−5分−P》
山頂からは南と東に踏み跡があったので東に下ることにした。しばらくは植林の中を
行くが雑木林になると両側にヒモが張ってあり、こちらも高社山の砕石場の上部の状態。
くもの巣を払い、ほつれたヒモを払いと忙しい。そしてこのヒモの境界は南に90°曲がって
いたがそのまま尾根を下っていくとちょうど民家
の一番奥の農機具の倉庫の裏に出た。
あの境界のヒモに沿って下っていき出口を確認
すべきだったと思ったが、後の祭り。
とは言え、意外に展望があり、結構おもしろい山
だった。でも暑すぎた。