和良岳

横谷林道、土京側から望む和良岳
横谷林道、土京側から望む和良岳

和良岳 715.6m 郡上市(旧和良村) 2005年9月10日    地形図「下呂

ルート地図

【登り35分 下り40分】

《和良岳について》

以前、東洞岳の帰路、真那洞林道から横谷林道を通って下

土京に抜けた時、横谷林道の峠から和良岳が眼前に見え、

鉄塔も鞍部にあるのが見えた。下洞の登山口には車を置け

ないので、いずれはここから和良岳に登ろうと考えてい

た。そんな折、Webサイトの「美濃の峠」の鹿倉峠の

ページに真那洞峠から和良岳に道があると書いてあったの

で、自信を持ってこのルートを行く事にした。



《横谷林道》

土京から横谷林道に入ると昨日の大雨の名残で、側溝から落ち葉や小枝があふれ出し、また落石

もある。峠に着き、空き地に車を置いて出発。344番の標識が登山口になる。

《真那洞峠》

真那洞峠の祠

 車道からはササが茂っているがやがてなくなり、
 
 そしてすぐに真那洞峠の石仏が出迎えてくれる。

 両側には掘れ道(前記のHPで初めて知った言葉)

 がはっきり残っている。

《尾根道》

 6.7年生ぐらいの若い桧の植林の中を枝を払い

 ながら進むと、かなりきつい登りが始まる。

それもすぐに終わると植林の境(土京側は植林、下洞側は2次林)を歩いている。

雨後の竹の子ならぬ雨後のキノコがかなり出ているが、知識がないのでさっぱり分からない。

また、やたらとヒモやらテープがあり、下山時に失敗しかけた。

《山頂》

25分くらいで明らかに山頂に着いた、と思ったが三角点がない。しかたなく更に進むとコブ

があり、後は下ってしまう。もう一度戻って先ほどのピークの辺りで三角点を探すがない。

三角点を撤去したのか、そんなバカな。そうだ山頂には小学校の記念碑があるはずだ。

悲しいかな老眼で地図がはっきり見えない。しかたなく更に南下するとまたコブがあり、

次のコブが山頂だった。最高点と三角点は400mほど離れていて標高は30mも違う。

  山頂風景   堂塚山

山頂広場からは堂塚山が見え、その西尾根がこちらに張り出している。

《下山》

標石にお別れのあいさつをして下山開始。最高点を通過し、登りで気付かなかった尾根の分岐が

あった。どちらにもヒモが付いていて、踏み跡も五分五分。コンパスで確認して左の尾根を下る

と見覚えのある岩があり一安心。少し下った所に真那洞へ下ると思われる踏み跡があったがやは

りピストンにした。そしてまた尾根の分岐が出てきたが、これも登りでは気付かなかった。それ

にヒモがあちこちにある、何だろう。峠の石仏にあいさつして車に戻った。

《反省》

小さい山、尾根道は1本と思い込み、辺りに気を配らず、先を急いだ為に分岐を見落としてし

まった。でも、どちらの尾根をいっても横谷からの峠道に出合うから心配は無いのだが自信は

揺らいでしまいそうだ。



美濃一人山名録05和良岳