城ヶ根山・後山

弥栄橋から望む後山
弥栄橋から望む後山

ルート地図城ヶ根山 836.6m  

後山 695m 

    中津川市川上・坂下地区 

      2012年1月3日 

         地形図「妻籠

【時間】

 坂下高校 8:50
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 JR坂下駅着 9:00
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 JR坂下駅発 9:30
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 矢柱バス停 9:40
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 城ヶ根山 10:45
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 点名後山 11:45
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 後山 12:05〜12:30
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 上鐘浄水場 13:15
   |
 坂下高校 13:45


《城ヶ根山について》

2004年1月2日に川上峠から

登ったが、低い笹の道だった。


《後山について》

中津川市には点名後山が2ヶ所ある。一つは「夜明けの森」にあり、鉱物マニアにとっては垂ぜんの地
だそうだ。

もう一点は、川上峠・城ヶ根山の県境尾根が高度を下げて木曽川に落ちる途中にある。点名後山の
南東500mには「後山」と地形図に山名が記されている。


《駐車場所探し》

早起きしすぎて早く坂下駅に着いたので、下山後の車道歩きが短くなるように山寄りに車を置こうと思った。しかし、集落内に空き地は無く、広い道沿いの坂下高校に無断で置かせてもらった。
(断ろうにも冬休みで誰もいない)


《北恵那交通の路線バス》

駅まで10分、待ち時間30分。これなら歩いて森平まで行った方が早かったかな、そんなことを思いながら時間つぶし。9時20分バスは来た。

「田舎のバスはおんぼろ車〜」 とんでもない綺麗な車内に、乗客は僕1人。運賃は330円なり。


《城ヶ根山まで》

矢柱で下車。椿沢を越えて100mほど行くが、階段のある神社が見付からない。仕方なく、あぜ道から
椿沢沿いの民家の裏に出ると道があり祠があった。横に「登山」と文字が読める石碑がある。

笹ヤブの道を行くと階段のある神社に出たが、門柱と灯ろうが残っているだけで神様はとっくに里に下られたようだ。

 御嶽教の神紋の両脇に登山の文字   神社跡
       御嶽教の神紋の両脇に登山の文字                          神社跡


掘れ道はササで埋まっている。適当に登って行くと地籍調査の切開きになり、森平からの道と合流して
山頂に着いた。8年前と全く同じ感じがする。

 地籍調査の切開き   城ヶ根山山頂
           地籍調査の切開き                              城ヶ根山山頂


《後山まで》

フェンスに沿って南東に下る。10分くらいでフェンスは左手に下っていくが、この尾根上には国有林界の標石が続いている。そして、旧川上村と旧坂下町・南木曽町の境界に出合った。前を見ると3mほどの
ガケ、巻き道に入った。尾根に戻ると平たいササ原、少し迷ったが、どうにかクイを見つけた。

ここからは表裏に坂下町・南木曽町と記されたクイと国有林界の標石も続く。今日は現在位置の確認
も完璧だ。背の高いササヤブを抜けると何の特徴のないところに点名後山があった。

 国有林界標石と境界杭   点名後山
          国有林界標石と境界杭                             点名後山


ここで左折して後山山頂付近に着いた。フェンスがあり、少し先の多少広い所からフェンスは下っている。
辺りを見回し、一番高い所を後山山頂とし、記念写真を撮った。

 後山山頂   山頂風景
             後山山頂                                 山頂風景


《下山》

120〜130mH下った尾根の分岐で左に行くと頭に叩き込み、下山開始。最初の分岐(ルート地図の
赤丸)を左に行くと段々向きがおかしくなった来る。「マア良いや溜め池の所へ出れば」と思った。

その内に全く違う所を歩いていると確信、いくつもコブが出て来て一向に下っていかない。しびれを切らして右に曲がると浄水施設があり、上鐘と書いてある。えらく行き過ぎてしまった。僕としては、日本海に向かったのに太平洋に出たくらいのショック。

住宅地から広い車道に出て、坂下高校に戻った。


《なぜ、道迷い》

現地で地形図を見ていても赤丸の分岐は全く気付かなかった。赤丸の40mHくらい下の分岐を下山時に出合う最初の分岐だと勘違いしていた。そして、左に入り、長々と歩いたようだ。

最後の締めで失敗してしまった、残念。これからは山でも老眼鏡を持たなければ・・・。



美濃一人山名録12城ヶ根山・後山