屏風山

屏風山(びょうぶさん) 1354.2m

旧根尾村 2004年11月21日
ルート概念図
【登り】
登山口-20分-尾根取付き-45分-国境尾根-70分-山頂

【下山】
山頂-55分-支尾根-45分-屏風谷-30分-登山口-55分
                            -ゲート

多治見を6時5分前に出発。

朝早いから良いだろうと思い能郷廻りで行く。

能郷に7時25分。

ところが倉見峡谷では4・台の車を見た。

紅葉狩りなのか?

黒津から河内谷に入る。

舗装された林道の方に行く・・・

あれ、猫峠林道とある・・・間違えた、2kmもどり、

橋から6km弱ゲートが有る。

でも、2年前に見たカギではなくしっかりした番号キーに変わっていた。

ゲートの前には4駆も停めてあり歩く事にしてパンを食べる。

そうしていると1台の車がきてカギを開けている。

「屏風山に行きたいのですが通ってもいいですか」と言うと自分も行くからいい

との事。

ところが、向こうから地元の猟友会の人が来るとカギをかけてしまいゲートの

向こうで待っている様子。

しかたなく猟友会の人に通ってもいいかと聞くと「いいよ」との返事

そして車の人に「番号を教えて」と言うと、それはちょっと・・・

荷物を持って来て一緒に行こうと言ってくれた。  ラッキー

その方は26年生まれでかなりの人みたい。

10kmの標識がありその先が登山口、2台の4駆が停めてある。

先に行っていいと言うので、お先に

河内谷と屏風谷の合流する広い河原に下りる。

屏風谷に入るとすぐに堰堤が有る。

左から巻いて河原に、そしてすべりやすい岩の上を右に左に流れを渡り

約20分で尾根の取り付きがある。

そこから急斜面のはじまり・・・すぐにシャクナゲが出てくる・・・

いつの間にか支尾根に乗っている 45分で国境尾根に出会う。

登山道から山頂を望む

しばらくは割りと平坦な尾根道がつづき

山頂が望める。

この辺りで8人のパーティを抜く。

が、ササが出てくると最後の急斜面。

木の枝・ササにつかまりコブを越える。

しかも露払いの仕事も増え、バテバテ・・・

抜き返されてしまう。

マア−いいや。振り返るとなじみの山々、逆光の上に雲も出て来た。

そして山頂。国境尾根に乗ってすでに1時間10分、先客にのいていただき

三角点を写す。三角点

左門・ドウの天井・舟伏・大白木・高屋山・能郷

など国境の峰峰。

天気はパーとしないがシルエットで楽しむ。

先客は先に下山したので一人の山頂を満喫。

下山はヒザを曲げ、腰を低くしてすべりながら下る

そしてツルリ・・・

そんな所で7人くらいのパーティと出会う。

やがて笹の葉の上に雨のしずくが乗っている・・雨、国境の山でまた雨。

金草・三国ヶ岳に続いて3連発。いや金草はガスか。

55分で支尾根へ、雨でますますすべる。

腰をかばいつつ登りと同じ45分で谷に出た。

谷川を渡るのは朝よりも慎重に・・・さもないと転んで腰を打っては大変

30分もかかった。

屏風谷に流れこむ沢は滝になっている。それに初めてわさびを見た。

登山口には僕を乗せてくれた車とあと2台とまっていた。

僕を乗せてくれた人はどこへ行ったのか。

林道を歩きだすと雨は本降りになって来た。

でも4km1時間で行けるのでガマンガマン。

8kmのあたりで後ろに車、朝乗せてくれた人だった。

服が汚れているし、濡れているので歩いて行くと言う。

彼はなんと屏風谷をつめて登頂したと言う・・・・すごい 黒壁への健闘を祈る

55分でゲートに着いた。べたべた 着替えが大変

本当にいい山旅だたった。ゲートのカギの番号はもう必要ない

朝6時に出て夕方の6時に家に着いた。行動時間は12時間 疲れた

紅葉の事:2週間前裏木曾では里にしか葉っぱは無かったのに

奥美濃ではいまが盛り。裏木曾は奥美濃より寒いのか?


美濃一人山名録04屏風山