松葉洞 815.4m 旧板取村 2005年4月17日
最近2度も中途敗退しているので、縁起直しに軽めの、この山を選んだ。
初見は「岐阜の山旅 美濃・下」
【登り】大道神社−65分−峠−
15分−山頂
旧板取村の生老で門出橋を渡って
門出南の集落に入る。道なりに行くと
丘の上に満開の桜が見え、狭い道を
左折する。その道は大道神社で行き
止まりになっている。
校舎の裏に駐車させてもらい、出発。
まずは大道神社の社殿に詣で入山のお許しを頂く。
小さいえん堤から沢に入るが、この付近は伐採作業がされているらしく木が散乱していて
歩きにくい。堀割り状の道を行くと8分位で地形図上にある道と出合う。
この合流点には赤、青、黄色の(テントウ虫のサンバのリズムで)目印がつけてある。
それとピンクもあった。赤はビニールテープ、青と黄はビニールヒモ。特に黄色は山頂まで
入念につけてある。「またか」と言う感じ。
掘割状の道は途中幾筋も出てきてわずらわしい、その上に尾根上にも踏み跡があったり、
ナゼだろうと思いつつ行くと小さいホコラが尾根の上にある。
しめ縄がしてある所を見ると神像らしいが、仏像も分からない身には誰なのか見当もつかない。
登り始めて40分で、石仏が鎮座される見晴らしのいい場所に出る。松谷洞からは過去に2回
三尾山を目指したが果たせなかった。オオクゴの滝の辺りは尾根が曲がっていて見えない。
でも松谷洞とくずれ谷の間の尾根は特徴のある形で長くのびている。
と、気がついた。アナノコ(ダイガネ)からのびる尾根、大洞からの尾根、松谷洞と松根谷を
分ける尾根、ここから見ると大きく3つの尾根が見える。それで「サンノーの高」出来すぎか。
この辺りから若い植林の中を行くがササが茂っていて踏み跡が見えない。
悔しいが黄色いヒモが安心感を与えてくれる。石仏から25分で細い尾根に出た。
そのまま行き過ぎようと思ったが、振り返るとピークが見える。でも前方にも山がある。
やっぱり峠だ。引き返して尾根を登って行く。その内に日永が顔を出し、さっき峠の前方に
見えた山より高くなると蕪が三角形に見え、その後ろに滝波山が長い尾根をこちらに向けて
突き出している。30年生以上の杉と桧の植林の間を通って行くと自然林にでる。
そこが三角点。木間越しにゴンニャクの峰、高賀山も見える。
気持ちのいい疎林、寝不足の身にはいいお昼寝の場所だ。
本当に眠くなって来たので下山する。
今日の入山者は8人パーティと一人旅が2人、こんなマイナーな山で10人もの人に
会おうとは・・・
家に帰って気がついたが、峠から北向きの道はあったが、東向きの踏み跡は確認していない。
地形図の道は有ったのだろうか?