西山 712.4m 土岐市 2005年5月29日
登りしろ、たったの150m高なのに登頂できず。
2006年1月1日 2回目登頂
《西山について》
5万分の1の地形図には手書きで山名が書き込んであるのに「未登の山」には書き込まれ
ていない。土曜日(28日)の晩に調べて、ようやく見つけた出典は故酒井昭市氏の
「飛騨の山・美濃の山」だった。山名を探して飛ばし読みだったが、氏のこの地方の山
に対する愛着が伝わって来る。またもう一度、読みたくなった。
またアプローチを調べていて気がついたが、道路地図(MAGNET・アルプス社)には山名
が記載されていた。
《アプローチ》
国道363号線を北上して土岐市曽木町
住久保から旧小原村に向かう県道に入る。
県境の手前に林道があるが、ゲートがあった
ので峠を越える。すぐに左折して小原田代
町宮ヶ入の集落に入る。
ネライは池の横から国境尾根に上がっている
林道。簡易水道の施設の横から林道に入る。
200m位で舗装が切れる所に立派な灯篭
があり、ここに駐車する。
国土地理院の数値地図25000(地図画像)『猿爪』を使用
《溜池》
20分歩くと林道は溜池の堤防の下で終点になる。地形図よりも100mほど短い。
薄い踏み跡が堤防に上がっている。堤防から見てみるが取り付ける所は見当たらない。
しかたなく林道終点に下りて、北に向かっている廃道になった道に入ってみるが、150mも
行かない内に激ヤブ。また終点に戻り、今度は溜池北側の尾根に上がってみる。
しかし、これも150m位で激ヤブ。国境尾根には乗っているはずだが、断念。
《作業道》
車に戻り、小休止。
北に向かう破線は確認できないが、作業道が西に向かって入っていて、これを行く。
植林の中を快調に登って行く。左手の尾根の先に小さい墓地が見えるが、どこから道がある
のか。さらに登り、振り返るとピークが見える。谷をはさんだ678mのコブだろう。
車から12分でホコラがある。ホコラの後ろの
尾根を登るが、踏み跡は全く無い。
しかし、かなり古い黄色のビニルテープが木に
巻いてある。
すぐにピークに着くが、ここから南の鞍部に
下り、左手に谷が現れると作業道が上がって
来ていて、左山で薄い踏み跡がついている。
しかしこれもすぐに無くなる。
地形図では全く地形が分からない。複雑に入りくんだ等高線、残念ながら修行が足りない。
感じとしては、後200m以内に国境があると思うが・・・
今日は昼から買い物の予定があるし、弁当も無いし、近い所だし、などと言い訳を考え
10時45分撤退。車から30分。
《下山後》
愛岐丘陵もそうだが地形が平坦で、等高線で尾根と谷の区別がうまく出来ない。
愛岐丘陵は歩いてみて理解できたが、ここは家に帰り机上でマーキングしても完全には理解
できない。葉っぱが散ったらまた行く事にしよう。
やはりアナログでなく、ナビを買おうかとも思うが・・・
いやいや、やはり勘を働かせ、コンパスに頼ってみるほうがおもしろそう。