ブンゲン 1259.7m 揖斐川町坂内地区 2006年11月25日 地形図「横山」
【登り】品又峠8:40−第7リフト降り場付近9:10
−1226mピーク9:35−山頂10:00
【下り】山頂10:15−第10リフト乗り場11:10
−品又峠11:40
《ブンゲンについて》
この山について私の持っている資料は全て美濃側から見たものばかりである。
ところが、この同じ山を近江側から見るとかなり違って見えるらしい。滋賀県内では第3位の高さがあり、私の印象ではかなりメジャーな扱いを受けているようだ。
そんなブンゲンだからなのか、主に滋賀県側の奥伊吹スキー場から登られているようだが、私としてはやはり美濃から入山したい。
以前、品又峠からの記録をWEBで見た記憶があり、探したが見つからなかった。
1989年2月16日貝月山に行った時は「日坂県民の森」(今の「ふれあいの森」か?)から入山しているから、最悪でも2Km歩けばいいと言う事で品又峠を目指した。
《品又峠へ》
今朝はR248で関市、長良川右岸堤防を走ったが三橋南まで70分掛かり、R303東津汲から「揖斐高原スキー場」の案内に導かれ坂内ゲレンデへ。
「ふれあいの森」の案内があり左折、リフトの下をくぐり17年ぶりのふれあいの森へ。
しっかりしたゲートがあり、その右の車道に入るが舗装が切れることなくリフトの見える峠まで続いている。
峠には先客が1人みえ、食事中だったのでじゃまにならない様に車を置いた。
品又峠のロータリー
《ブンゲン山頂へ》
「美濃の山」の「注」に記載されているように最低鞍部と第6リフトの乗り場と車道の関係がやはり変だ。こんな微妙な間違いに気付く人はすごい。
それはさて置き、先人から5分ほど遅れるように登り始めた。第6リフト下の崩壊ははげしく夏草が茂っていたら足元が見えずに落ちてしまいそうなマサドの流失箇所もある。
第7リフト降り場付近からはコブを1つ越え、沢を渡り、あとは県境尾根を歩くようになる。
第10リフトの降り場からは両手を広げても届かないくらいの巾の切開きがあり、ありがたいやら悲しいやら。
ここら辺りからガスが出始め山頂に着いた時には何も見えなくなっていた。東から吹いた風が尾根に当たり、山頂部だけガスっているようだ。先人は「寒い」と早々に山頂を辞し、私一人でヤブの陰でお昼にした。
視界が10mになっても絶対に迷う事は無いので安心だが、何もする事がないのですぐに下山する。
第10リフトから見た第6リフト下の崩落したゲレンデ 山頂
《下山》
第10リフトに沿って下るとようやく金糞岳が見え出し、気分を良くして第9リフトから保守用道路を通って峠へ。品又山の展望台に登ってみるが、金糞以外は皆シルエットでしか見えず、風も強いのですぐに車に戻った。
えらく早く終わってしまったので、昭和60年修正の5万分の1の「横山」以外、何の資料も持って来ていないが美濃・近江の峠つながりで新穂峠に行ってみる事にする。
《雑感》
山自体に良いとか悪いとか、またランク付けはしたくないが・・・少々がっかり。遊歩道が整備されるのはありがたいが、「年々歳々山亦不同」と言う事か(「奥美濃」202ページから引用)。