大茂山

本巣市木知原より望む大茂山
本巣市木知原より望む大茂山

大茂山 452.7m 本巣市本巣地区 2006年10月8日 地形図「谷汲
ルート地図
【登り】車11:00−72番鉄塔11:20−三角点11:45
【下り】山頂12:05−林道出合12:15−車12:50

小谷の敗退を予想していた訳ではないが、なぜか昨晩「念の為」と思いこの山を調べておいた。
時間は早いし、やはり行く事する。

《大茂山について》
「岐阜の山旅 100コース」に紹介されているが、私は72番鉄塔の記載が詳しい「山歩記」さんのページを参考にさせてもらった。

2005年5月8日、R21からR157で越山を目指した時、山頂付近に道を開削しているような切開きが見えた。「早くしないと山でなくなってしまう」と思っていたが、今日になってしまった。

神海から中電の巡視路を歩くコースが紹介されているが、山頂でお昼にしたいのでショートカットして72番の鉄塔から入山することにした。

(注記:一般の車道が山頂付近まで通じている山は平地の延長と見る事にしてます。)

《ふるさと林道 宮谷〜金坂線》

大茂山山頂丘の林道
外山木倉の集落内の「長蔵寺」のカンバンに導かれて林道に入る。
この林道を行ける所まで行くと山頂直下まで行く事が出来るが、幸いな事に72番の鉄塔の少し先で舗装が切れ、一応、立入禁止のカンバンがたっていた。

やれやれまだ「山」だったので安心してお寺の少し上の車道の路肩に車を置いた。


《山頂へ》
72番の鉄塔からは巡視路の階段の連続で結構きつい。尾根にぶつかると後は明りょうな踏み跡が続いている。尾根が南北になると木々の間から魚金・西台山の辺りが望まれ、その横には小津権現が格好良く見える。4つほどコブを越えると車道が来ていて、しかも舗装がしてある。そして山頂。

《山頂》無線設備
無線設備が金網に囲まれて鎮座している。その後を通って三角点。辺りにはアスファルトの臭いが漂い、標石はすまなさそうに頭を出していた。

それにしてもこの臭い、つい最近舗装したようだ。そして、風上でお昼にした。 



《下山》
下山は車道を歩く事にする。200m位下には舗装工事の車両が停めてあり、これから残りの工事をやるようだが、今日はお休み。

更に下ると車道に出合った。これが林道 宮谷〜金坂線で山頂直下を回って宮谷に下っているのだろう。この林道は未舗装だが車は走れそうだ。でも「工事中」、まだ「山」だ。

72番鉄の向こうに谷を挟んで左・霜津岳、右・釜ヶ岳林道からは恵那山・金華山・高賀山群、すぐそこには釜ヶ谷・霜津岳が見える。












  72番鉄の向こうに谷を挟んで左・霜津岳、右・釜ヶ岳


それにしても何故この林道が必要なのか、防災無線の設備を作るなら空輸すれば済むし、治山の為とすれば山頂直下まで作る必要ないし、植林を伐採して搬出する為であればやはり位置が高すぎる。そんな事を考えながら高規格の車道を歩き、車に戻った。 



美濃一人山名録06大茂山