高土幾山

高土幾山 1037.2m 中津川市(旧山口村) 2006年2月5日  地形図「妻籠

【登り:馬籠峠−40分−林道分岐−5分−尾根付く−20分−山頂】

ルート地図

《目的》

男だる山に行こうと思ったが、この地域の雪の具合が分

からないので300m低く、また登りやすそうなこの山

にした。一度見ておけば、峠の状況と考え合わせて推測

できるだろうと考えた。それと、昨年の2月に中津川市

に越境合併した旧山口村に1周年のお祝いを言う為。

《馬籠峠へ》

今朝は多治見でも白くなっていた。でも今回の雪は東に

向かって増えて行く事は無いだろうと、出掛ける事にし

た。予想通りで中津川に入っても積雪量はさほど変化無

かったが、さすがに馬籠の辺りまで来ると路面は真っ白

になっていた。峠の手前の路肩のふくらみに駐車して身支度をし、

馬籠峠の写真を撮って「作業道七ツ平線」に向かうとさっきまで無かったワダチが付いている。

多少イヤな感じがするがしかたない。

《山頂へ》

林道に入ると凍結していているが、軽トラックのワダチはスッリプすることなく続いている。

20分で最初の送電線をくぐり、更に10分で2番目の送電線の鉄塔がある。ここからは

南木曽岳・男だる山・恵那山が見える。

南木曽岳 男だる山 恵那山
   南木曽岳            男だる山           恵那山

ここまでは自然林の中に林道が続いていたが3番目の送電線をくぐった辺りから桧の植林が

始まる。そして林道分岐、ワダチは林道西山線に入らず左折していて一安心。

西山線に入って5分ほど行くと間伐展示林があり、その先の「火の用心」のカンバンの所

から左手の植林の中にはいり、境界尾根に上がる。最初のコブは巻き道があるようだったが

境界尾根を歩いて行く。中津川市に編入された折の地籍調査のクイがあって、迷うことは無い。

次のコブは多少きつそうなので右山で巻き道をいく。最後に少し登ると三角点があり、山名標

が3・4枚付けてある山頂に着いた。

山頂

《山頂にて》

 次第に風が強くなり、桧に積もった雪が舞い上
 
 り、おにぎりを持つ手が冷たくてしかたない。

 よく見ると三角点の付近の木は最近切り払われた

 らしく、切り株は新しい。それに航空測量用の

 標識の跡も新しく、つい最近測量されたらしい。




《下山》

とにかく寒く早々に下山するが、境界尾根は植林の中で暗い上に、風当たりが強い。

林道西山線に下りると風裏になり、陽だまりでようやく人心地がついた。

《さて、推測》

本日、ワッパは持って歩いたが出る幕は無く、スパッツも不要な位の積雪量だった。

その上に解け残った雪はカチカチに凍っていて、全くクッションがなく腰に来てしまった。

当然、男だる山も積雪は期待できず、1100m以下では間違いなくヤブは出ているだろう。

今日以降、さほど積雪量が増えるとは思えないので「軽くヤバイ」かも知れない。


美濃一人山名録06高土幾山