白川町河岐島から望む牧ヶ洞峠
牧ヶ洞峠 650m 白川町 2010年1月2日 地形図「金山」 敗退
【時間】 P 9:25−林道終点9:55
−標高480m地点10:40−(お昼15分)
−P 11:55
《牧ヶ洞峠について》
2009年9月6日牧ヶ洞峠から白川町側を見ると
きれいに手入れされた植林の境界が確認できた。
ならば牧ヶ洞に沿った地形図の破線路はあるのではないかと思った。
常識的に考えれば七宗側の林道から手入れに入ったと思う。しかし、もしかすると1割2割の確率で牧ヶ洞の植林は白川町側から手入れされているのかもしれない。
牧ヶ洞峠から白川町側を見る 2009/9/6
もし白川町坂の東牧から国有林の境界に上がる事ができれば、標高差470m1時間強の行程であの長くて単調な林道歩きから解放され、七宗山で遊ぶことができる。
《今日の予定》
白川町坂の東牧から牧ヶ洞峠に登り、国有林の境界で点名熊の島へ行く。そこから坂の東寒八へ下り、牧に戻るコースを考えた。
牧ヶ洞がダメだったら大利から国有林境界へ行こう。熊の島から寒八がダメだったら引返すと決めた。
《R41から牧》
可児に入ると積雪はほとんど無い。そして、川辺・七宗も多治見の積雪よりも少ない。昨日の雪は我が家の辺りの方が多かったようだ。しかし、七宗の辺りから雪が降り出した。
R41から「旅館牧ヶ洞」の看板に導かれ左折したが、この道は私有地のようでどうも感じが違う。少し先の狭い道に入ったが100mくらい先でスリップして怖くなり、そのままでバックして国道に出た。
この道が正解のようだ。
車を置く場所を探したが良い場所が無く、「和食処熊の島」の向かいの国道の駐車場に置いた。
《車道終点へ》
細い道を進むと清水谷を渡り、牧ヶ洞の左岸を行く。車道が右に曲がると谷から離れる感じがしたので、ここから山道に入った。少し先にえん堤があり、これを越すと簡易水道のパイプが敷かれた杣道に出合った。石垣があり、上を見ると車道が見えた。何の事はない、車道を行けば良かったのだ。そして、終点。
石垣 車道終点
《標高480mまで》
山道に入り、すぐに右岸に渡った。踏み跡があるような、無いような。深い支沢を横切ったり、崩壊した斜面を巻いたりして進むと、多少手入れのされた植林があり、ここには杣道があった。
ここで小休止。頭上を見上げると断崖が見える。地形図上で380〜480mに及ぶガケのようだ。
手入れされた植林 頭上のガケ
ここからも右岸を行くと、狭い谷を倒木がふさいでる個所になった。右を見ても左を見ても厳しい斜面だ。まだましな左斜面を巻くことにした。3歩進んで2歩下がる急な斜面を登る。前方を潅木がふさぐ。
・・・・・ここで撤退。
谷の倒木 その先の倒木 斜面の潅木
地形図を見て予想した通りの終り方だ。谷が狭まり、倒木が埋め尽くしている。
足元の良い場所まで戻り、お昼にした。山に入れば最高点付近でお昼にすることにしている。
《下山》
無駄な労力を使わないように忠実に足跡を辿ったがやはり見失ってしまった。しかし、そこは車道終点の上部だった。
牧から牧ヶ洞峠を見る 特徴のある峰
時間はまだ早いが他に回る気力はなく、おとなしく帰路についた。