妙法ヶ岳

谷汲山駐車場から望む妙法ヶ岳
谷汲山駐車場から望む妙法ヶ岳

妙法ヶ岳 666.9m 揖斐川町谷汲地区 2010年7月24日 地形図「谷汲

時間 ルート地図
横蔵寺バス停発 7:45
谷汲山バス停着 8:00
華厳寺 8:20
奥の院 9:10
妙法ヶ岳 10:20
L110鉄塔 10:25〜10:45
点名神原 12:15
旧横蔵寺跡 13:05
横蔵寺駐車場 14:15


《最近は・・・》

普段は山を歩いてストレスを軽減するのに、最近は山歩きに気が向かないほどストレスが飽和状態になっている。これを如何んせん。

観音さまに助けて頂こう。

《谷汲山華厳寺》

朝5時45分に家を出て、7時10分に横蔵寺の駐車場に着いた。既に皆さんがご案内の通り、横蔵寺7時45分発のコミュニティーバスで谷汲山に向かう。

バス停はちょうど8時で、参道に人影はない。この参道は4・5回目になると思うがなぜか日中の賑わいを思い出せない。

参道 阿形像 吽形像
         参道                      阿形像                     吽形像

本堂から左手へ、奥の院への参道に入る。参道には西国三十三観音の石仏が祀られている。延命十句観音経をあげて33+1体の石仏を拝み、奥の院に着いた。

途中、ヨドカケを掛けられた観音さまが十余体みえたが地蔵菩薩と混同されているようだ。

 一番青岸渡寺の御堂   谷汲山奥の院
           一番青岸渡寺の御堂                            谷汲山奥の院

《延命十句観音経》


観世音 南無仏
与仏有因 与仏有縁
仏法僧縁 常楽我浄
朝念観世音 暮念観世音  
念念従心起 念念不離心

レ点を付ければ大体の意味が判る。でも、「常楽我浄」はどうなのか。
普通に読めば「常に楽しく、我浄く」となるが、因と縁によって刹那・刹那に存在する現世の無常・苦・無我を全て反対の語句で表し、この世にも良いことがあるよと諭してくれている、と僕は思う。

一つ残る「浄」は「不浄」が対語となるが、まだまだ理会できそうにない。

《妙法ヶ岳まで》

長い長い階段を登る。前回は10年前で雪があったとは言え、この階段は記憶にない。きっと、遊歩道は記憶に残らないのだろう。

山頂は展望がない。何処かに、鉄塔まで行けば展望があると書いてあったので、お昼は鉄塔の所にしようと先に進んだ。しかし、見えるのは伊吹山くらい。葉もれ陽の中でお昼にした。

《横蔵寺へ》

階段はまだまだ続き、林道と合流する前後はシャクナゲが群生してはいる。でも、元気な株はあまりないようだ。そして、地図を片手に進んでいくが、現在地が分からなくなった頃に横蔵寺跡に着いた。

周辺には狭いながらも平地があり、講堂跡や政所跡の案内板ある。この付近から東海自然歩道以外に2本の道が分岐していたが、その先を何時か確認したいものだ。

横蔵寺跡 熊谷直実の墓 案内板のない墓
        横蔵寺跡                  熊谷直実の墓                 案内板のない墓

急な斜面に付けられた歩道を下り、横蔵寺に降り立った。
そして、本堂にご挨拶をし、本日の大暑修行は満行となった。


《地形図の納得いかない個所》

  
 鞍部から尾根を歩いたので赤線のコースだと思う。









 墓の位置が変。
 本堂跡東側の東海自然歩道の位置が変。

 ちなみに、馬場は一周600mあったそうなので、丸い感じの
 破線が馬場跡になるようだ。

  もう一度、見に行こう。


《その他》

この日、我が多治見市のアメダスは38.6度と、3日連続の日本一をたたき出した。
ここまで来れば日本記録40.9度を死守して・・・・。 「2位じゃダメなんです!?」

(25日も全国1位の38.1度だったと言う)



美濃一人山名録10妙法ヶ岳



22日39.4℃ 23日38.9℃ 26日38.3℃No1 27日37.7℃No1