向山

桧峠付近から望む向山
桧峠付近から望む向山


ルート地図


向山 918.2m 郡上市高鷲地区 2010年8月13日 地形図「白鳥


【登り】 P10:05−林道終点10:30−国有林界出合10:55−山頂11:00

【下り】 山頂11:30−引返す11:55−林道終点12:10−P12:35

《中山谷林道から大杉平作業道》

西ヶ平を下山後,、着替えもせずに車に乗り込んだ。そして、国道156号に出て、鮎走で右折、鮎立へ向う。中山の集落から中山谷林道に入る。大杉平作業道の分岐に着いたが、この道は廃道になっているようで、少し戻って路肩に駐車した。

廃道の大杉平作業道は草が茂り、かなり気持ちが悪い。道は緩い尾根上についていて、左山になる所の尾根には切開きがあった。その先で道は抜けている。地形図上の終点付近にはトラックが捨ててあり、更に伸びた林道の終点には重機と乗用車が放置されている。

 放置されたトラック   尾根の取付きから見る林道終点
           放置されたトラック                        尾根の取付きから見る林道終点

《山頂へ》

林道の終点から尾根につく。色のあせたピンクのテープが続いてはいるが、少々ヤブっぽい。所々で尾根が広がり、下山は迷いそうなので落ちているテープを枝に掛けた。

切開きに出ると国有林界の標石があり、そして山頂。

 点名鷹見山   
            点名鷹見山                                 山頂風景

《山頂にて》

改測の為の対空標識はまだ新しい。稜線は割りと狭く、北には200mほど下に作業現場がみえる。南には白鳥の町並みか、大日ヶ岳は雲の中。勿論、木の間越し。

と、見ると小動物がいた。「ニャ〜オ」と追い払った。シマッタ、写真をとれば良かったのに・・・・
テンだったかな。

そして思う、自分にはこんな里山が似合っている。絶対に登山の対象にならない里山。当然人は来ない。里人さえ忘れてしまった山。
何かがあるのだろう とまた思う。

《下山》

下山は国有林界を下ることした。しかし、登路の合流点から50mHほど下った辺りで谷を下りるようになる。まさかとは思うが林道をかすめて下るかもしれないと思い、登り返した。

尾根を下ると案の定ルートを2度ほどはずしたが、ピンクのテープが導いてくれた。

                  中山から見る向山
                            中山から見る向山

《感想》

人工林がほとんどだったが、植林から歳月が経ち安定した感じがする。また、歩いた尾根は落葉樹林になっていて、盛夏でなければ気持ちの良い森だろう。

これで5万分の1地形図白鳥にはもう二度とこないかもしれない。否否、西山や臼本山、そして毘沙門岳、機会があれば登ってみたい。
それにしても、「白鳥」は遠く感じる。本当は旧徳山村の方が遠いのだけど。



美濃一人山名録10向山