西前谷から望む西ヶ平
西ヶ平(にしがひら) 737.5m 郡上市白鳥地区 2010年8月13日 地形図「白鳥」
【時間】
神社8:10−お墓8:15−引返す9:00
−用水路出合9:15−神社9:30
《西ヶ平について》
長良川鉄道ほくのう駅北方1.5kmにある点名
前谷には西ヶ平なる山名があったが、「ウォッちず」では削除されている。
はじめから「西ヶ平」なる山はなかったのだろうか。
《桧峠から前谷へ》
白鳥高原CCの入山拒否でモチベーションは完全に下がってしまった。あまり気が進まないが桧峠を下り、西前谷の道路の分岐に着いた。尾根の先端にはお墓があり、その横には踏み跡が見える。
尾根先端のお墓
ちょうど、お参りをされている女の方がみえたのでお話しを聞く。
「この山はニシガタイラといいますか」と聞くと、少し間があって「ニシガヒラ」と言われた。
「この奥の三角点に行きたいのですが・・・」と言うと「最近は草を刈ってないからネ」と言われ、入山のお許しを頂いた。
《西ヶ平山中にて》
少し下った神社の前に車を置き、お墓の横から取り付いた。所が道は無く、気持ちの悪い杉林の中を10mほど登ると道に出合った。草ボウボウのこの道は山腹を巻くだけで全く登らない。
昨夜の雨でズボンの裾はすぐにベタベタ。300mくらい先でまた道に出合ったが、この道は用水路になっていてこれも登らない。
用水路の道
見上げても、尾根の上に道があるようには見えないが、尾根先端から取り付いた。薄いヤブを分けて進むと踏み跡が出て来たが、気持ちの悪さには変わりがない。
尾根が西から北に向く辺りで踏み跡は無くなり草むらになった。後150mくらいだろうが、とても草むらに入る気がしない。更に悪い事には、「どうしても行こう」という気がない。
引返し地点のヤブ
そそくさと気持ちの悪いヤブを抜け、道に下りた。そして300mも迂回するのが面度臭くなり途中で下段の道に下ろうとした時、ツルに足が絡まり、顔面から道に落ちた。
頬は痛いし、服は夏草の臭いがする。その上にカメラがない。草むらをかき分けてようやくカメラを探り当てた。
ひどい格好で車道を歩き、車までたどり着いた。靴だけを履き替えて次の向山に向った。
境内の顕彰碑