源太峰・百々ヶ峰

関市白金から望む百々ヶ峰
関市白金から望む百々ヶ峰


源太峰
 228.1m  百々ヶ峰 417.9m 岐阜市 2011年12月28日 地形図「岐阜

          ルート地図


【時間】

駐車場 9:05 百々ヶ峰 13:10
取付き 9:45 西峰 13:45
源太峰 10:25 遊歩道出合 14:15
12番鉄塔 11:35〜12:00 駐車場 14:30
林道出合 12:40


《今回のコースについて》

岐阜市内の低山に行こうと思い地図を眺めていると、百々ヶ峰と源太峰は周回できそうに見える。そこで検索するとイロイロ出てくるが、「可児からの山歩き」さんの歩かれたコースが一番良いようだ。

このコースはアレンジするところは全くないので、完全なトレースと言う事になる。
でも、違う所から取り付く事になった。


《ながらふれあいの森駐車場から取付きまで》

狭い道に迷う込み、ようやく、ながらふれあいの森駐車場に入った。山寄りの路地から広めの道に出て、岐阜薬科大の東側を回りこみ三田洞東2の交差点に出た。信号を渡り「可児からの山歩き」さんが言われる運転免許試験場の山ぎわの道を探す。

最初に入った道は行き止まり。試験場に向かうが試験場の構内に入ってしまうような感じがして引返した。(ここを進めば正解だった)

仕方なく、車道の北側の住宅地に入った。少し先に岐阜県文化財保護センターがあり、敷地の向こうに道が見える。断りもなく通らせてもらった。

さて、右か左か、行き過ぎているような気がして戻ったが、鉄塔から離れるのでまたまた引返し、クサリの掛かった林道に入るとNo.38の標示板があった。
(少し考えれば車道を横断する送電線から現在位置が分かるのに・・・)

 林道入口   北部西濃No.38の標示板
              林道入口                            北部西濃No.38の標示板


《源太峰まで》

38番鉄塔に上ると眉山が望まれ、少し先で7番鉄塔からの巡視路と合流した。この辺りからは百々ヶ峰の山頂も望まれる。

尾根に出合うと、北側の展望も開け高賀山群が見える。ここで左折すると10分程で源太峰山頂。
展望は無く、標石にタッチ。

眉山 百々ヶ峰(左奥) 源太峰山頂
         眉山                    百々ヶ峰(左奥)                 源太峰山頂


《12番鉄塔まで》

この尾根道は右を向いても、左を見ても、白い山の大展望。地勢図を持って来なかったことが悔やまれた。御岳・乗鞍は分かる。あれは小津の山か。

そんな時、おじさんとすれ違った。でも、林道に出合うと、足跡は無くなった。

13番はまだまだ遠くに見える。もうすぐガス欠。12番でお昼にした。

 立派な板状根   鳥居
            立派な板状根                                 鳥居


《12番鉄塔にて》

13番と1・2番が見える以外展望はないが、298(ニキュパ)のノリ巻きと298のおかずでこんなに幸せを感じるなんて。
こんな穏やかな日が来るなんて。永く永く続いて欲しい。

                 青空


《百々ヶ峰西峰まで》

12・13番間で状況は一転する。急斜面につけられた巡視路は崩壊寸前。更に雪が乗っているので緊張が走る。

どうにか13番に着くと、立派な道標があり、ここからは足跡がたくさん出てきた。林道に出合い、東海自然歩道で1番鉄塔に。ここから「百々峰峠」への標示があり、権現山をパスしてトイレのある権現山と百々ヶ峰の鞍部に着いた。

踏み固められた雪のある階段を登って、百々ヶ峰山頂に立つ。展望台に登ってみるが、これなら12番鉄塔までの尾根道の方が良いような・・・。

変化のない尾根を西進して、古い地図の「とどヶ峰」と記載された西峰に着いた。反射板までは行かずに下山する。

 百々ヶ峰山頂   百々ヶ峰西峰
             百々ヶ峰山頂                               百々ヶ峰西峰


《駐車場まで》

なだらかな下りで5番。一向に下っていかないが、植林の中で急降下が始まった。それもすぐ終り、遊歩道に出合った。右へ行くと道標があり「野鳥観察池」へ、200m先の道標で「ラベンダー広場」へ進むと林道に出合い、右手に大えん堤が見えた。

その下を行くと駐車場に到着。僕の車は朝と同じく日陰になっていた。


《帰路》

まず、三田洞東2の信号に出る。広い方の道に曲がると向きが違う。あわててUターンして、福富トンネルに向かう。何時もの事だが、方向音痴には困ったものだ。

何時だったか、ホテルから徒歩で食事に出て、迷子になった事があったけ。
地図を見ないとダメみたいだ。


《後記》

今日この一年を送るにあたり、多くの失われた命、全てを失われた方にどんな言葉を送れば良いのか。
陛下がおっしゃられたように寄り添うこころは持ち続けたいと思います。
如何に日常が大切であるか、日々の平穏な暮らしがどれ程貴重なものなのかを思いつつ。  
                                                     12月31日22時



美濃一人山名録11源太峰・百々ヶ峰