小谷

小谷 699.4m 揖斐川町久瀬地区 2006年10月8日 地形図「谷汲
ルート地図
15分で敗退
【車止め8:35−谷へ9:00−撤退9:15−林道出合9:25−車9:55】

《林道車止め》
乙原トンネル東側から林道に入り、聖心殿から400mで車止め。ここから先は廃道になっている。

《トドノキ谷の林道》
草深い林道を歩く。風は強く、機械工場の中にいるようで「ゴゥー」という音に切れ目が無い。その上に霧雨も降っている。谷を離れ斜面を登るようになると草が無くなりようやく歩き易くなる。

幾度も折り返して谷への降下点まで来た。今日のような日に薄暗い植林の中に入るのは気味が悪く、気乗りがしない。

《谷》

石組み植林の中を谷に下りる。とりあえず左岸の踏み跡らしき所を行く。一抱え以上もある杉の大木の間をぬって行くと、炭焼きの跡(?)がある。更にもう一つ。

大きな岩があり、ツルに足を取られながら上部に出たが先に進めない。しかたなく、右岸を覗いてみるがこちらも潅木が茂る急斜面で無理。

残るは谷芯だが谷は狭く、その上に水量が多くとても歩く気がしない。ここを越えると二俣になるはずだが、もはや気力がない。



このルートは沢を歩ける人に譲ろう。ここから先ですぐに涸れ沢になるとは思えないし、両岸の迫った箇所を高巻くのはしんどそうだし、僕にはムリ。

《次回は》
雪のある頃に東津汲林道から入ってみよう。

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美濃一人山名録06小谷