薬研山

西側集落から望む薬研山
西側集落から

薬研山 557.3m 恵那市蛭川地区 2006年7月22日 地形図「付知

【登り:P−15分−林道分岐−12分−尾根出合−25分−山頂】

《薬研山について》ルート地図

昨年、鳶岩巣山に行った時に西側の集落からの登り口を

探したが分からず、住民に聞けば良いのに、そのままに

なっていた。

ある日、ボーと地図を見ていたら岩寿荘の前の林道を行

き、薬研山北の尾根からのルートが見えてきた。

多少遠回りだがこれならば民家の庭先を通らなくても良

いので、これに決めた。

《岩寿荘へ》

白酉山・奥新田から遠ヶ根峠を越えて蛭川地区に入るが

ここからいつも迷ってしまう。

行きつ戻りつ、ようやく案内カンバンを見つけ岩寿荘の前を通過した。

《林道を行く》

林道の倒木

 岩寿荘から400m位の所で倒木が道を塞いでいたのでこの手

 前に駐車して登山口とした。

 10分で舗装が無くなり、さらに5分で分岐するが、薬研山は

 左の支道に入る。

 1993年9月15日、岩山の登り口を探しにバイクでこの林

道を走った事がある。岩寿荘から先は地道で一部は崩壊し、採石場で行き止まり。また傾斜がき

つく私の実力では進めなかった。そして戻ったのか記憶には無い。とにかくひどい道だった事は

覚えている。

草深い支道を下り気味に12分で尾根状の所に着いた。

《薬研山へ》

右側にはキノコの為の立入禁止のテープが続いている。すぐ鞍部に着くがここからは薄い踏み

跡がトラバース気味についている。巻き道だろうと考え進むと右折して登るようになる。

ザックは車に置き、カメラとペットボトルしか持ってこなかったので目印用のテープは白酉山で地形図上の山頂

外した4・5本がポケットに入っているだけ。こ

れではとても足りない。大切に使い、間隔を開け

てテープをつけて進む。地形図上の薬研山の山頂

に着いたが、三角点のコブが見えない。踏み跡ら

しきものは無く、コンパスを220度にセットし

て行くと一度下り、登り返すと山頂に出た。


 
                             地形図上の山頂

《山頂》
             

三角点 山頂には三角点の標石が2つあり、一つはまだ新

 しい。帰ったら調べてみよう。

 なにも見えないがわずかに笠置山の裾が木間越し

 に覗ける。踏み跡を探してみると南に向かって

 薄い踏み跡が有った。入ってみるとすぐに立入禁

 止のテープが続いている。これを下れば車道の近

 くに下りられるだろうが、こんな汚いテープを見

 ながらの山歩きは趣味に合わないので却下してピストンにした。


美濃一人山名録06 薬研山