白川町奥新田から望む白酉山 白酉山山頂付近から望むダイトリ
白酉山 1087.8m 白川町
ダイトリ 1126m 白川町 2007年1月4日 地形図「金山」 1回目未登の記録はコチラ
【登り】公民館9:40−林道を引返す10:25
−山頂に続く林道分岐10:35−林道終点11:00
−白酉山11:25
【下り】白酉山11:50−ダイトリ12:35
−西林道から杣道へ13:15−東林道出合13:25
−公民館13:50
《カン違いで恥の上塗りの章》
白川町黒川の東座の裏に車を置き出発しようと思ったが、少し空腹を覚え近くの店でパンを買う。
そこで「公民館は何所ですか?」と聞くと、道の反対側だと教えて
くれた。
それで公民館に車を置き、ゴマが落ちるのを気にしながらアンパンを食べる。
閑話休題、公民館の位置が「御岳が見える里山」さんの地図と違い、県道の北側になるので、やはり気になり館内にいる人に印刷した地図を見せ「公民館はどの辺りになりますか」と聞くと「奥新田・・、ここはマスブチだよ」「がががーん」。
何と集落を間違えていた。
以前、確かに奥新田の公民館を確認していたのに何時からか鱒淵と混同していたのだ。
よって前回の白酉山は林道を間違えたのだけでなく、登り口の集落を間違っていた。
もしも今回、パンを買わなかったら、何時この間違いに気が付いたのだろ。
気を取り直し奥新田へ車を走らせ、公民館に着いた。
《奥新田の集落内》
WEBでは「雲よりも高く」さんと「御岳が見える里山」さんの記録が見られるが、お2人とも村内の車道のルート探しに苦労しておられる。もちろん私も。
公民館に車を置き、県道70号の「奥新田」バス停から集落の中に入って行く。カーブの所から林道が入っているようだが地図には無い。右手のビニールハウスの中に電波塔が見え、左手には養鶏場がある。
周辺案内図 開拓記念碑
すぐに右に2本車道が入っているが、2本目の入口に「周辺案内図」が立っている。
見ても良く分からないので2本目の道を上がっていくと「御岳が見える里山」さんのページにあった「開拓記念碑」があり、登る方に進むと民家の庭先に入ってしまった。
その家の方に聞くと、「1本下の道を登って行くと、林道に入る」と教えてもらった。舗装された車道を登って行くとJフォンのアンテナがありカーブの向こうには水道施設があり、舗装はそこまでで後は地道になる。
《違う林道》
この林道を行くがいっこうに登らず、だらだら西に進んで行く。15分歩きこれは違うと気付いた。集落内で距離感を無くしているので林道の分岐を見落としたようだ。
引き返しながらも現在地が分かるので山頂南の尾根を登ろうかとも思うが、里山で二度も敗退するのはイヤなのでやめにした。
林道の分岐はJフォンのアンテナのすぐ上にあり、地形図では奥新田の田の字に隠されていた。
《林道入口から白酉山山頂》
荒れた林道を登って行くと折り返しの所でテープの目印を確認。
終点からは北側の植林の中をテープに導かれ、少し左によった鞍部に上がった。
主稜からは寒陽気山の向こうに御岳が望まれ、モミの木の間を抜けて山頂に着いた。
山頂丘南斜面には祠があり、石碑が1つ収められている。御幣が前面にあり碑文は読まなかったが「御岳が見える里山」さんによれば「白鳥大権現」と記されてあるという。石碑がご神体とは思えないのでこの山自体がご神体で、石碑はその依り代という事か。
また、山頂からは南の尾根と西の尾根に踏み跡が有り、南の踏み跡は最初に間違えて入った林道に下っているのだろう。
《ダイトリへ》
林道は主稜の北側に続いているが、2ヶ所で崩落していて、とても現役とは見えない。
ダイトリの西斜面で林道は大きく3回折り返し、東側はトラサクで車止めがしてある。
山頂へは西側の尾根を回り込んだ所にテープが有り20mも登ると山名標のある山頂に着く。
山名標は「大鳥山」となっていて、地元ではそう呼ばれているのだろうが、やはり「美濃の山」を尊重して「ダイトリ」とした。また、標高を1101mとしてあるのはなぜだろうか。
《下山》
ダイトリ西側の斜面の林道が登り始める辺りの南側には明確な杣道があり100mくらい入ってみたが東にトラバースして、いっこうに下っていかないので林道に戻った。
明日は仕事始めなので不用意にヤブに入り、時間を掛けたくない。
主稜から林道に下り、ウエブサイトのお2人と同じ道を下って集落東の林道を下った。そして最大の疑問点・東林道の入口を確認すると、やはりカーブの所に出た。
林道からの展望
《集落内の車道の確認》
県道・バス停付近 東林道出合
「周辺案内図」付近 開拓記念碑前
東の林道の入口部分が地形図に表記されていない為、位置関係がどうしてもおかしくなってしまった。