滝谷山

谷汲深坂から右は大谷山、左は滝谷山
谷汲深坂から右は大谷山、左は滝谷山

滝谷山 398.1m 揖斐川町谷汲地区 2007年5月 地形図「大垣
ルート地図
【登り】花立峠11:35−大谷山11:50−山頂12:15

【下り】山頂12:35−花立峠13:20

《花立峠へ》

トガスをあきらめ、ホハレ林道を下り、広瀬まで来ると天気は良く、路面も乾いている。雨が降っているのは国境付近だけなのだろうか。

国道303号を南下すると先日歩いた大立が格好良く見え、山頂付近の人工林と二次林の境目もはっきりと確認できる。乙原トンネル、岩坂トンネルを通り谷汲山華厳寺の山門前の信号で右折する。

 西津汲から望む大立   花立峠(野村坂)
         西津汲から望む大立                                花立峠(野村坂)

前方にわりと大きな山が見え。きっとあの山の南側に峠道が有るのだろうと探すと大谷トンネルの手前にそれらしい道が有り登って行く。そして、花立峠(地形図では野村坂)。

《山頂へ》

広場の隅に車を置く。南側には「花立広場」への案内板があるが清谷山(この時点で山名をかん違いしていた)への案内を探すがない。
地図は持ってないが、適当に行けば良いのだろうと北側の斜面を登ると遊歩道が出来ている。

この遊歩道の階段は交互に足場を作ってあるが、雨水は歩道を流れ両側の斜面には流れない工夫なのだろうか。また右手の雑木は間引きされ展望が開けている。

 交互に足場を作った階段   運動公園
         交互に足場を作った階段                                 運動公園

すぐに大谷山に着いたが、その先の遊歩道がない。一回りしてみると東に続いていた。北だったように記憶していたが間違っていたようだ。

左は植林で右は密度の高い雑木林。小さい鞍部に着くとちょうど12時のチャイムが聞こえてきた。一ヶ所植林の間から小津権現が望まれたのが、ここが北側を望める唯一の場所だった。

黄色いクイとピンクのテープに導かれ、小さなコブを幾つか越すと、クイに書かれた番号112番で山頂に着いたが、この黄色のクイとピンクのテープは遊歩道建設の為の物かも知れない。

 唯一の展望・小津権現山   山頂
         唯一の展望・小津権現山                               山頂

《山頂にて》

山頂で初めて自分の間違いに気が付いた。そう、滝谷山だった。

山名だけを書いた山名標の他に日付と名前を書いたものもあった。この時、高屋(点名)でなぜ山名標が気になったのかがようやく分かった。

なにも何月何日に私たちはここに居たと主張する必要はない、あなた方が登ろうと登らなかろうと山はそこに在るのだから。

早々に下山して帰路に付いた。家から旧坂内村川上までの片道100Kmをムダにせずに済んだ。



美濃一人山名録07滝谷山