R19神明峠付近から望む丸山
丸山 297m 土岐市 2009年7月25日 地形図「美濃加茂」
【時間】 P8:40−三角点丈ヶ峰8:55−山頂9:05
−岩場9:10〜9:15−P9:35
《丸山について》
丸山は「山名拾遺」を加筆している時に気が付いた山で、中央道の
多治見ICから東に向かって2つ目のトンネル(土岐トンネル)の上
にあり、土岐JCTの西側になる。山頂の北東300mにあるのが
点名丈ヶ峰だがとても山には見えないようだ。
《登り口まで》
天気が悪く、遠出する気がしないので超近場の土岐市に行くことにした。何とか午前中はもちそうだ。
19号線で土岐へ。県道土岐可児線へ入り、「クリーンパーク土岐」の看板の所を左折して土岐環境センターの前に着く。正門の次の門の反対側の路肩に車を停めた。
《三角点丈ヶ峰へ》
点の記からするとこの空き地の奥に巾0.7mの歩道がありそうだ。入口には中電の標示板があり、空き地の正面には鉄塔が見える。そして空き地の中を行くと一番奥にまた標示板があり、巡視路が続いている。この巡視路は多治見市と土岐市の境界にもなっているようだが、標石などはない。
空き地の入口 中電標示板
巡視路の分岐になったが、なんと「丸山へ」の板が掛けてあった。2番鉄塔があり、平地を進むと、なんでこんな所にと思う場所に点名丈ヶ峰の標石があった。
見たことのない木組みが標石の上に渡してあるが、これがGPS測量の基準になるのだろうか。
ちなみに、三角点の更新は平成18年7月になっている。
案内板 点名丈ヶ峰
《丸山へ》
三角点からすぐに3番鉄塔をくぐるが、巡視路は4番に向かって下っている。少しもどり、ヤブぽい踏み跡に入ると、またしっかりとした山道が現れ、ようやく登りだした。
そして山頂。自動車道工事の為(?)の標識があり、その横には2m近い大きな石碑が建っている。祠があったと思われる石組みは小さいのに、その石碑の大きい事。
測量標識 祠跡の石碑
山道は続いていて、「岩場へ」となっている。
《岩場へ》
5分ほど下ると大きな岩があり、若干の展望がある。案内標識が付けられた当時は雑木が切られ南側に展望が開けていたのだろう。
《下山》
車にもどり、靴は履き替えずに高根山の登山口に向かう。この頃には薄日が差してきた。
《感想》
登りしろ50mの山。さすがに物足りないが立派な石碑に出会えた事、また案内板があった事には驚いた。
土岐川の南岸から見れば「山」に見えるが、久尻の集落からは全く見えない。山名は土岐川の南岸のものだろうが、土岐川は容易に渡れない。
ならば、白山神社をお祭りしたのはどこの集落の人たちなのだろうか。石碑の表には山主一同となっていたが、裏には何て書いてあったのか・・・・・。見てくれば良かった。
《追記》
帰宅後に検索してみると「可児からの山歩き」さんのページがヒットした。その中で今回の岩場の位置が違っていることが分かった。岩場から先に踏み跡があったが、その先はどこかに下るものだと思っていた。
また、山容は土岐川北岸の多治見市側からも見えるようだ。
先入観と思い込みで書いた個所があるが、本文はとりあえず変更しない。(2009/7/26)