国道156号から望む杉原山
杉原山 622.6m 郡上市美並地区 2010年1月30日 地形図「八幡」
【登り】 熊野神社9:05−山頂10:20
【下り】 山頂10:50−熊野神社11:35
《杉原山について》
国道156号を北上して旧美並村から八幡町に抜ける時、「あれ!もう藤巻山が見えて来た?」と思っているとトンネルに入る。
すぐにまた少し形の違う藤巻山が見えて来る。これが本当の藤巻山だと認識するころ、相生の信号を通過する。
そんな感じにさせる最初の山が点名・杉原山だ。山名は当然杉原の集落で確認しなければならない。
《山名確認》
新美並橋を渡って山田に入る。水口酒店で、ご主人と思われる方がみえたので「この奥の熊野神社の
裏手の山は杉原山と言いませんか」とたずねると、字名を2・3あげられ山名はないと言われた。
がっかりしたが、仕方ない。杉原の集落に向かい、神社横の広場に車を置いた。少し先に工場があり、玄関先にみえた方にお話しを聞くと「ここは杉原で、あの山は杉原山と言う」と言われた。
やった〜、名無しの権衛兵ではなく、点名=山名と確認できた。しかし、もう道はないかも知れないとのこと。
《山頂へ》
神の御杖スギは電気柵の向こうにあり、扉を開けて中に入った。拝殿で入山の許しをもらって、さて・・・
左手に見える電気柵に沿って行くと、いかにもこれだと感じさせる山道があった。
神の御杖スギ 熊野神社 本殿
谷沿いを直登している道は厳しい。20分程で谷から離れ、尾根には見えない斜面を登るようになる。更に20分後、右手の谷からの道が登って来た。そして尾根に乗った。これを右に曲がるとすぐに東西の尾根に出合った。
この尾根が山頂に続く尾根だろう。右か左か。とりあえず左に向かった。1歩・2歩・・・5歩、すぐそこに白いクイがあった。三つの尾根が合わさる地点に三角点はあった。
電気柵 南尾根出合 三角点
《山頂にて》
今日は12時が車の中になりそうなので、少し早いがお昼にした。曇り空の下、雪さえ降りだし、寒い。
歩きながらおにぎりを食べていると西の方がここより少し高いことに気が付いた。
三角点から西50mに3mほど高い最高点があった。(大した問題ではない)
西尾根 杉原山山頂
《下山》
谷へ下る道に入ろうかとも思ったが往路を下った。
神社でお礼を言って、拝殿の右にある脇社の横を見ると山道があった。もしかするとこれが分岐した道かもしれない。
《次へ》
下山後、次の点名・古峠に向かう為、羽佐古谷から大峠に車を走らせた。