白鳥町前谷から望む毘沙門岳
毘沙門岳 1385.5m 郡上市白鳥地区 2010年8月13日 地形図「白鳥」
《毘沙門岳について》
未登の山で北濃に残った最後のメジャーな山(僕にとって)。しかも主だった未登の山で唯一道のある山。
北濃は一般的には現郡上市となるようだが、私的には5万分の1地形図「白鳥」のイメージがある。
すなわち高鷲・白鳥・(大和・明方)となり、地形図の影響力は行政区分を超えていると感じる。
《立入禁止のカンバン》
桧峠には7時少し前に着いた。左折しようとすると白鳥高原の大看板の横にもう一つ看板があった。
立入禁止の標示
同じ物が旧桧峠付近と林道の入口に立っていた。無視して適当の車を置き入山しようと思ったが、そこらの林道の入口にある「関係者以外立入禁止」とは少々趣きが違う。毘沙門岳に入山しようとする者に対し、強い拒否の姿勢をヒシヒシと感じる。
仕方なく、クラブハウスのフロントに向かった。
《フロントにて》
「毘沙門岳に登りたいのですが・・・」と尋ねると、「立入禁止です。協会も承知しています」と言われた。
協会?相撲協会か? ・・・・・ 観光協会だろうと納得した。
更に曰く、「石徹白側からなら登れます。詳しいことは分かりませんが、そんなに遠くないそうです」と。
これにて桧峠からの入山はあきらめた。
《石徹白側ルート》
ウィングヒルズで聞いたが、知らないとの返事。
それらしい所はなく桧峠に戻った。
《どうしよう》
大日ヶ岳に行こうかとも思ったが、時間が掛かりすぎて次の予定の向山が難しくなる。仕方ない、今日の候補から外した西ヶ平へ行ってみよう。
《思う事》
無積雪期でも登れるようにと、せっかく開削された登山道が使えなくなってしまった。きっとマナーの悪い登山者がいて、白鳥高原カントリークラブが強硬措置に出たのだろう。
立入禁止の件は白鳥観光協会のHP(http://shirotori.gujo.to/)にも掲載されていた。
そのうちに良い方策ができて車道を使わせてもらえる日が来るのを待とう。
また、別に一般ルートがあるのだろうか。