母袋烏帽子 1340.9m 郡上市大和町 2007年10月13日 地形図「白鳥」
【登り】P12:30−林道出合13:20−山頂14:00
【下り】山頂14:20−林道出合14:50−P15:30
《母袋スキー場へ》
鷲ヶ岳から県道452号・やまびこロードで南下する。さて白尾から大洞峠に向かうか、母袋スキー場に向かうかで悩む。
めったに車とすれ違わないが、次の車の車番の合計が奇数だったたら大洞峠へと決めて占ってみる。
「奇数だ」、ここで大洞峠とは決めかねた。「じゃあ、3番勝負」、次は偶数、次は奇数。
占いの結果は大洞峠と出たが・・・。12時近くになり大洞峠が
ダメな時にはスキー場へ回る余裕はない。さらに奇数、神様には悪いがここは安全パイを切る事にして、母袋スキー場に向かった。
《母袋スキー場駐車場から山頂》
車の中で昼食とした。「大垣山岳協会」さんの311号にあるように入口で500円を払うと大和町のパンフレットとアウトドアイン母袋の名前のある紙のテープを渡される。テープは身に付けよとの事。
キャンプ場の中の林道を進むと林道の分岐に登山道の道標があり、更に進むと林道から山道に入る。
よく手入れされた桧の植林の中を行くと林道と出合い、ここから先は落葉樹の森になる。
「白樺の道」では白樺は1本しか見付らなかった。境界尾根に乗ると「ブナの道」、そして山頂。
「ブナの道」 山頂風景
西は鷲ヶ岳からの展望と変わりはないが、ここからは南東方向に吉田川沿いの山々が望まれるが、とても山名同定する事は難しく、どうにかトノ洞の辺りと絶高の峰が確認できる。
トノ洞 絶高(手前の峰)
《下山》
境界尾根を離れ、あとは林道で下って行く。
この林道は地図にはなくルートはさっぱり分からないが、とにかく登山口に降りられると表示があったので安心していられる。両側は杉の大木がうっそうと茂り、50年はゆうに越えていると思われる。
右斜面に桧が出てくると、登山口に到着。あとはキャンプ場の引き水で顔を洗いゆったりと着替えをして帰路についた。
《その他の事》
山頂では北に向かう踏み跡を探したが、痕跡すら無かった。受付の人によれば、昔切開かれたことはあったらしいが今では無理との事。
大洞峠からはヤブコギを覚悟しなければならないので、スキー場に回ったのは正解だった。
鷲ヶ岳の山頂丘は紅葉していたが、母袋烏帽子は標高が低くいので全く紅葉していなかった。
また、この山でも2組の夫婦連れに出会ったが、この2山(鷲ヶ岳・母袋烏帽子)は美濃の山でもメジャーな部類に入ると言うことか。
これで明宝烏帽子三山の山頂を踏んだ。そして北濃の未登の山はあと少しになった。
(北濃:僕は旧高鷲町・旧白鳥町・旧明宝村の辺りだと思っている。八幡町は一般的には奥美濃と呼ば
れてるが、山域で言う奥美濃とは違っている。その事を思えば僕の考え方でも良いように思う)