鷲ヶ岳

気良烏帽子から望む鷲ヶ岳
07・10・06 気良烏帽子から望む鷲ヶ岳

鷲ヶ岳 1671.5m 郡上市高鷲町 2007年10月6日 地形図「白鳥

ルート地図
【登り】P9:20−10:10山頂

【下り】山頂10:25−P10:55

《ご時勢》

諸物価高騰の折、片道100Km走って1山だけではもったいない。
それで先週行けなかった母袋烏帽子とセットにする事にした。

登山口が離れているので申し訳ないが鷲ヶ岳はショートカットして鷹見田代の阿多岐鷹見林道から入山する事にした。
それでこの日の走行距離は250Kmを越えた。

《登山口(いっぷく平)へ》

高鷲ICを降りてやまびこロードを北へ、鷹見川を渡り県道452号を西進する。途中に「木地屋の弥六とおとめの墓」の案内板があり、江戸時代にはこの高鷲でも木地師が稼働していた事を知った。

更に走ると「鷲ヶ岳登山道」の大きな看板があり阿多岐鷹見林道に入る。かなり荒れた路面で、所々に盛土があり最徐行して進んで行く。

 阿多岐鷲見林道入口  鷹見の立岩
           阿多岐鷲見林道入口                            鷹見の立岩

鷹見の立石を過ぎ入口から4.3Kmくらい、尾根を巻く手前でいっぷく平付近の広場に着く。

最初に車を置いた所は登山道が車道に出合う階段の上だったので、スキー場から来られた方にはあまりに失礼と思い少しずらせて置くことにした。
ここからは西側には素晴らしい展望が開けている。

 いっぷく平付近の駐車地点  駐車地点からの展望
         いっぷく平付近の駐車地点                        駐車地点からの展望

《藤原依保公顕彰堂》

登山道の案内に従い、少し登ると、藤原頼保公顕彰堂の正面に出る。そこには立派なお堂に石碑、それに真新しい三角点の標石が鎮座していた。

標高1450数mの四等三角点、まだWebの閲覧サービスには載っていない。また、点名鷲ヶ岳を含めこの付近はやたらと「改測」が多い。

 藤原頼保公顕彰堂   新設の三角点標石
            藤原頼保公顕彰堂                          新設の三角点標石

《山頂へ》

お堂の後ろから整備された山道に入るがすぐにさっきの林道に出合う。何の事は無い、林道が登山道のある尾根を横切った為に新しく付替えられたようだ。林道を行くと終点となり、白尾にはまだ抜けていない。

終点の脇から階段が続き、振り向けば白山・大日・毘沙門、思わず足が止まってしまうような大展望を見ながら急な階段を上って行くと50分で山頂に着いた。

 林道終点  登山道を寸断した林道
             林道終点                            登山道を寸断した林道

《山頂にて》

!!!!!。!!!!!。文字に出来ない。近いところから白尾山、先週登った烏帽子岳・気良烏帽子は逆光の中、大日・毘沙門・白山。

 烏帽子岳・気良烏帽子の稜線  山頂風景
         烏帽子岳・気良烏帽子の稜線                          山頂風景


我が美濃の山は特徴が無く、恵那山と伊吹くらいしか同定出来ないのが残念だ。次の予定があるので去りがたいが山頂を後にする。

《下山》

今年2月の楢木以来久しぶりに山で人に会った。山頂直下ではスキー場から登って来た2人、林道では車の前で準備をしている2人。最初の2人連れには申し訳なく、言い訳をしている自分がいた。

《林道にて》

下りは車の腹をすりやすく登り以上に気を使う。そして、半分くらい下った所でカモシカに出会った。こちらが車内にいて彼我の距離が十分と安心しているのか、全く動かない。4・5mの距離、こんなに近くで野生の動物に出会った事が無い。その内にこちらが飽きてしまいその場を離れた。

カモシカ
 マウスを置いて下さい












そして次の予定の母袋烏帽子に向かう。



美濃一人山名録07鷲ヶ岳