シャレ山・萱原

道の駅からシャレ山と反射板
道の駅からシャレ山と反射板


シャレ山
 640m  点名萱原 629.5m 七宗町 2011年2月20日 地形図「金山

                                  道迷い個所の検証へ

【時間】

林道入口8:35−巡視路入口8:55−ベニ岩峠10:20

 −シャレ山11:00〜11:30−萱原12:30

  −604m付近13:00〜13:20−15番鉄塔13:40

   −(赤池弁財天)−林道入口14:40


《細尾谷右岸尾根》

前回と同じく林道の入口に車を置いた。ダム湖の対岸の尾根を観察しながら進むと巡視路の入口に着いた。

ハシゴを登ると、急傾斜の階段が続く。傾斜が緩やかになると16番鉄塔、すぐに17番鉄塔を通過する。

巡視路を行くと山道が分岐するが、念の為直登して尾根に乗ると、さっきの分岐は巻き道だったと知った。

後は一本道で順調に反射板に出合えた。上麻生本郷の辺りから見える反射板がココにあったとは意外な感じがする。

あまり高低差のない尾根道を行くとベニ岩峠に到着。


《シャレ山へ》

峠からは「みのかもから山登り」さんの言われる白いテープを追うと記憶通りの所で分岐した。

前回は左折して尾根に乗ったが、テープは直進していて岩場の南側を登っているようだ。ガレ場を横切り、植林を通過。ここから岩混じりの急登が始まる。息が上り登り切ると、そこは鏡のある岩の斜め前だった。

20mくらいのヤブの急斜面を2回我慢すれば、前回僕が歩いたルートの方が楽だったような気がする。

とりあえず山頂に行くが、お昼は鏡のある展望台に戻った。今日は白山はもちろん御在所まで見える。

  室兼高屋の向こうに白山   瓢ヶ岳と高賀山
          室兼高屋の向こうに白山                            瓢ヶ岳と高賀山


《点名萱原へ》

まずはコンパスを合わせ次のコブを目指すといきなりヤブ。ピークでコンパスを合わせ直して次のコブへ。岩のガケで後戻りしたり、大岩を巻いたり、結構変化がある。2つ目のコブの下りは要注意、直進したくなるが左折。

今日は調子が良いようで現在位置は確実に把握できる。そして、点名萱原。

 シャレ山   点名萱原
               シャレ山                                  点名萱原


《道迷い》

萱原から先はテープ類もあり、踏み跡もしっかり付いていたので現在位置の確認作業を中止したが、604m地点から南西の尾根に入ってしまったようだ。これを手始めに、この付近であと2回道迷いで引返した。

正規の尾根に復帰してすぐに中電の「No13・No14」の標示板があったので、距離は350m。その間に、この道迷いに該当する地形はなく、何だかキツネにつままれたようだ。

                                                   後日の為の詳細

そして15番鉄塔に着いた。


《きれいな尾根道》

15番鉄塔からも明確な尾根道があったが、傾斜が増すと踏み跡が無くなった。視線を低くして尾根を探すと、尾根が見えた。

245m地点からは少し右の曲がるが、あまり右に寄りすぎると高山線のトンネルの入口に落ちてしまう。
倒木さえ我慢すれば高速道路並みの速さで車道が見えて来た。

しかし1.5mくらいの擁壁で車道に降りられない。でも、今朝確認しているのであわてず左に逃げて溝状の所から車道に下りた。


《赤池弁財天》

細尾谷周回の最後はやはり大蛇伝説の赤池を見に行かねば。
岩がゴツゴツの河岸段丘に水を湛え、その向こうの岩の上にお社は祭られていた。

 赤池   赤池弁財天
               赤池                                  赤池弁財天


UFOの基地もなく、大蛇もいなかったけれども、地形図パズルは面白かった。機会があればぜひ正解を見付けに行きたい。



美濃一人山名録11シャレ山・萱原