山名 | 標高 | 登山口の市町村名 | 行動日 |
---|---|---|---|
権現山 | 524.7 | 武儀町 | 99.01.02 |
大仏 | 434.6 | 美濃市 | 99.01.02 |
天瀑山 | 776.6 | 岩村 | 99.01.04 |
箱岩山 | 978.6 | 白川町 | 99.01.17 |
寒陽気山 | 1108.1 | 東白川村 | 99.03.22 |
三国岳 | 890 | 上石津町 | 99.04.09 |
烏帽子岳 | 865.1 | 上石津町 | 99.04.09 |
捨薙山 | 983.2 | 白川町 | 99.05.05 |
宮山 | 917.4 | 白川町 | 99.05.05 |
滝波山 | 1412.5 | 板取村 | 99.05.08 |
三界山 | 1599.5 | 川上村 | 99.05.23 |
奥三界山 | 1810.5 | 川上村 | 99.05.29 |
御在所岳 | 1209.7 | 菰野町 | 99.06.21 |
鎌ヶ岳 | 1157 | 菰野町 | 99.06.21 |
三国山 | 1610.9 | 美.飛.信 | 99.07.10 |
南沢山 | 1564 | 清内路村 | 99.08.01 |
湯舟沢山 | 1619.8 | 清内路村 | 99.08.01 |
道樹山 | 429 | 春日井市 | 99.08.08 |
弥勒山 | 436.6 | 多治見市 | 99.08.15 |
小島山 | 863.6 | 春日村 | 99.08.29 |
飯盛山 | 740 | 久瀬村 | 99.12.04 |
美濃以外の山 | |
未登の山 |
美濃一人>山名録99
権現山 524.7m 武儀町 1999年1月2日
白川町黒川沿いの山を目指して白川口で右折すると所々に雪があり、とても登山口まで行く
自信がなく、Uターン。川辺町から地蔵峠を越えて三和町に入り、そして轡野へ。
轡野林道の分岐にカンバンがあり、左に入る。舗装が切れる所から尾根に登る。
15分で国土調査の為の切開きと合流。尾根の上を行かずに古い道を行くと、炭焼きの跡で
踏み跡がなくなり植林の中を直登。
30分で主尾根に乗って右折。尾根は台風の強風の為か、倒木が多く大変荒れている。
30分で山頂。雪がひどくなってきたので御殿山まで行くのはあきらめた。
アカクズレに向かって下山。所がアカクズレの手前で斜面がくずれ、植林の桧が倒れて道が
抜けている。しかたなく高巻いてかわすが、また太い桧の倒木が谷を埋めている。
倒木を乗り越え、くぐり、やっとアカクズレに着いた。前に来たときにもあったシシガコイが
しっかり留めてあり、その中のプレハブには人がいる・・・静かにシシガコイを乗り越え、
反対側の入口のフェンスを乗り越えて戸の所を見ると「私有地につき・・・」と書いてある。
と言うことは、峠道の入口はトウセンボになってしまったようだ。下山50分
今日で2度目、3度来ることはないから、まあ良いか。
地形図の破線の峠道はこのフェンスと斜面の崩壊で廃道になってしまうのだろうか。
帰路、思い立って見坂峠に向かう。
見坂峠南434.6m峰 美濃市 1999年1月2日
以前、美濃市の古城山から見て気になっていたこの山に登った。
峠に車を置いて、地形図上の破線の道に入る。しっかりした道があり、また中電の反射板の
案内もあり、心強い。しかし、やっぱり倒木が多く道をふさいでいる。
発見、三等三角点。写真を撮っていると、人の声がする。何とこんな所で人に会うとは。
夫婦連れで日竜峯寺から来たとの事。そういえば尾根道で日竜峯寺に続いている。
どうりで石仏があって、十四番から二十番までがあった。寺に向かって三十三番まで
あるのだろう。では十三番は。峠まで戻って探してみると美濃市側の道路沿いにあった。
では一番の青岸渡寺の観音さんはどこにおられるのだろうか、そのうちに探してみよう。
反射板の角度は340°である。
【後記】この山は「ギフの山旅・下」(2003年刊行)に点名・大仏として紹介された。
天瀑山 776.6m 岩村町 1999年1月4日
雪が心配で白川方面にも大垣方面にも行けず、ここに決定。
山岡町から岩村に入る手前にカンバンがあって、指示に従いお不動さんに着く。
お参りは帰りとして参道を登って行くと、随所に石仏だの石神(?)だのが祭ってあり、
35分で山頂に着く。あまりにあっけないので尾根にある踏み跡を拾って南へ。
15分で車道の切り開きのがけの上に出た。日だまりの中で食事。
下山時、小さいコブを一回りする所があって、一周した感じがしなかったので360度
方向を勘違いしてしまった。これは神罰なのか。
次に串原村の高戸山を目指したが、中山神社の南にゴルフ場が出来ていて高戸山への道が
ゴルフ場の中で切れている。
また、高根山への林道はそれらしい道が2本あり、1本にはゲートがあった。
箱岩山 978.6m 白川町 1999年1月17日
白川口より黒川に入る。1月2日より路面は良い。黒川市街で少し迷ったが、石原バス停
から黒川ライスセンターに向かう。林道には雪があったので一番奥の民家の手前の空き地
に車を置いて入山。林道を歩く事40分で「黒川長寿の森」のカンバンの所に着く。
その横には下見の時にはなかった登山口のカンバンも建っていた。
ここからは、宮山から捨薙山のスカイラインがきれいに見えた。登山道の途中の植林帯からは
寒陽気山、白酉山、それに小秀方面も木間越しに見え隠れして気持ちが良い。
雪も10〜15cm位で快適。主尾根の手前で踏み跡をはずしてしまい、直登して尾根に出る。
さて、右か左か。右に行くと大きな岩があったが、引き返し左手に見えたピークへ。
これは違っていた。もう一度右に向かう、先ほどの大岩の向うのピークへ。そこが山頂。
登山口から1時間。石仏が黒川に向かって祭ってある。
御岳も見えるし、鹿遊はすぐそこに、捨薙の山腹には林道があり、その向うには白い山々。
いい山、楽しい山。下山はのんびり65分。
寒陽気山 1108.1m 東白川村 1999年3月22日
白川口で黒川に入る所を間違えて白川に入る。すぐに気が付いたが越原から大多尾峠を
越えれば良いと思って前進。所が山々に雪が見えるようになる。陰地のパン屋で「この車
(カローラのノーマル)で峠を越えられるか」と聞くと「無理」。
しかたなく少し西の無反峠を越えることにしてUターン。雪が所々シャーベット状にある
山道を越えて黒川に入る。でも少し景色が違う。それもそのはず、大多尾峠を越えてきた
らしい。柿反上から引き返してまた峠に向かう。峠を少し行った所にある林道の入口に
車を置いて、出発。
雪は10cm位、20分歩くと林道は分岐する。左広川沿いの林道との合流を確認しようと
歩いたが道なりで左広川沿いになる(15分)。さきほどの分岐の林道に入ると10分で終点。
コンパスをセットして進む。25分で主尾根に乗る。左折して25分、山頂らしいピークは
見当たらない。ポケットを探るうちにコンパスのセットがずれていたのか?
主尾根との出合った地点にもどり(15分)、岩尾根にはばまれたが乗り越えてピークを目ざす。
あった、三角点。12時32分、2時間少少かかって山頂に立った。
地形図上の枝林道と主尾根との出合の位置関係はかなり変だが、とにかく登頂した。
雪があると踏み跡が分からなくなってしまう。
風が強くて寒く食事もそこそこに下山する。大多尾峠に向かうと植林帯からは大展望。
何度もシリモチをつき、55分で峠に着いた。
今日の山は自分でルートを見つけたという感じ、いい気分。林道でリスを見た。
追記:山頂の西に出るところを東に出てしまった。ピンクのテープの通りに行けばきっと
正規のルートで山頂の西に出られたと思う。
三国岳 890m 上石津町 1999年4月9日
関が原ICまで45分、養老CCのカンバンに従って時山の村に入る。
途中、雪のある山が見えたが三国・烏帽子でなくて、鈴ヶ岳・御池岳だった。
白い橋と赤い橋の中間に車を置いて、出発。アソ谷を右岸に渡り、また左岸に渡る。
大きい丸太の橋の所を直進して、道をはずした。また、ワサビ田を右手にして進むが、
道がなくなり、引き返してみたりするがやはり直進と決め進むと、道が抜けているだけだった。
そして台地状の所に出たが、先人のテープがなければ必ず迷ってしまいそうな所だ。
出発して1時間40分で主尾根に出た。この辺りから展望が開け、烏帽子・霊仙が
見え隠れする。鉄塔を過ぎ、三角点手前のやせ尾根からは御池岳の雄姿がすごい。
山頂も急勾配でそびえている。写真をいっぱい撮って山頂へ。
主尾根に乗って50分で山頂。芽吹き前で展望は割りと良く西に町並がみえた。
視界があれば琵琶湖も見えるかも知れない。迷っても2時間半で山頂に立てたので、
これなら烏帽子にもいけるかもと思い下山。
烏帽子岳 865.1m 上石津町 1999年4月9日
三国岳の下山を開始して3分、烏帽子への道標があった。烏帽子の山頂は枯れ木越しに見え
また、テープもかなりあるようなので「これを行こう」と右折する。コンパスを合わせて、
角度を確認して前進。コブを北に巻く所もあったが、ほとんどは尾根の上に踏み跡がある。
芽吹き前の疎林は気持ち良く、シャクナゲがありイワウチワやカタクリは葉っぱだけ。
1時間で三岐幹線送電路の10番鉄塔に着く。360°の展望ではあるがホームグランドで
ないので、良く分からない。時山のバンガロー村に下る道を左に分けて45分で烏帽子山頂。
山頂からは時や多良の村が見える。下山は北西尾根を下るがシャクナゲが多くて林に
なっている。このルートは「美濃の山」に記載されている道と思うが、三岐幹線の巡視路に
なった為に整備されたのだろうか。1時間20分で赤い橋の所に出た。
この山域は全山がほとんど二次林で、疎林の中をどこでも歩けそうな感じだ。
大変良かった、花丸の山。
捨薙山 983.2m白川町 1999年5月5日
頭谷林道の終点まで車を入れてしまった。途中に2ヶ所、林道の分岐があった。
終点手前50mの谷に入る。右岸を行くと18分で林道に出合う。この林道は頭谷林道で
右に分岐していた林道だと思われる。出合った所から少し上部で谷が2俣になっていて
右に入る、しかし踏み跡はなくなり強引に鞍部に出た。15分
この鞍部には東白川村から林道が上がって来ていたが、まだ開削中でここが工事の先端。
ここで左折して7分で山頂。山頂には東白川小学校の登山記念碑が建っていた。
山頂からの展望は全くなく、早々に下山。でも、林道からは展望が良く、鹿遊から箱岩山、
それに白酉山のスカイラインがきれいに見えた。
宮山 917.4m 白川町 1999年5月5日
以前、バイクで入った笹原林道は工事がすすみ頭谷林道を横切っていた。
前に来た時の終点の上部に広場があり、少し登った所から参道の取り付きが出来ていた。
山腹の急斜面を電光形に登ると30分で佐久良太神社奥の院に着く。すごく太い杉に圧倒され
そして下山。当然のことながら山頂からの展望はない。でも林道広場からの展望はよく、
鹿遊と箱岩山等が見える。それと変な形の山、恵那山か。
今日の2山とも「美濃の山 第三巻」の登路と一致しない。
滝波山 1412.5m 板取村 1999年5月8日
滝波谷沿いの林道の突き当たりまで車をいれると、軽トラのじーさんが
いた。
分かっているが話の接ぎ穂として現在地を聞いてみると、そのじーさん
は「今から下草を刈るから落石があるかもしれん。当たったら弁償しろ
と言われても困る。入るなとは言わんが」とえらくきつい。
「ハイ、ハイ、確かに承りました」と答えて準備をして、入山する。
100mほど行くと、さっきのじいさんがいて、こちらからていねいに
挨拶をすると「気を付けて」と言ってくれた。
こうでなくちゃ、これで気分良く歩ける。
45分で戸洞の滝に着く。少し行って戸洞の右のガケを登ると道が2分
する。これを「美濃の山 第2巻」の記述の通り左へ入った。
【後記:本の分岐と私の言う分岐とは違っているのだろう】
ずーと尾根を登り出た所が戸洞上部の植林帯。
テープに導かれて行くが、これもなくなり、しかたなくさらに進むと何と
林道が 目の前に現れる。三重ナンバーの車が置いてあり、大きくカーブ
する辺りから歩道が付いているので入ってみるが分岐して、その2本とも
植林で終わっている。
地形図にも破線があって、この付近で右折しているのでこれを探してみるが植林の為
に無くなったのか、どこにも痕跡も見つからない。
困り果てて戸洞に戻り、分岐を右に入るとこれが正解。
その間1時間30分。迷った辺りの植林はまだ若くて樹高が低く、見通せたため完全に
迷ってしまう事は無かったとは言え、重大なミスとなった。
シン谷の分岐まで15分、三俣まで25分。三俣から白木谷と真ん中の谷の間の尾根に付く。
しばらくは快調、しかしネマガリダケに足を取られる。ササヤブを抜けると少しトラバース
気味の所があり、そして傾斜がきつくなると足が痛み出し、ツル寸前。
40°近い斜面が痛みを増す。少し歩いてはかがみこみ、バクハツ寸前の感じ。
12時までに山頂に着けなかったら引き返すと決め、少しずつ進む。
イヌツゲのヤブが終わると山頂丘に着く。しかし、左足をかばったせいか、右足もおかしく
なってきた。ゆっくり、ゆっくり。白い物が見えてきた、テントか。雪が残っていた。
その横が三角点。三俣から1時間50分。そのまま倒れこみ、寝ながら食事をする。
景色を見る気力もなく、下山の心配ばかりしている。45分休んで下山開始。
途中何回もシリモチをつき、靴ヒモが解けて直そうとしても足がつる。とにかく戸洞まで
下ろう。座ると足がつる。三俣50分、シン谷出合25分、戸洞20分、あと少し。
車まで30分、何とか無事にたどり着けた。感謝
迷った時間を引くと、登り3時間15分となる。
テープもいっぱいあって、普通なら一般的なコースと言える。
92年には峠道は原型をとどめていたと書いてあったが、いまでは崖崩れ、沢崩れで
一部を除いて古道が確認できない。
三界山 1599.5m 川上村 1999年5月23日
夕森公園の大駐車場を過ぎ、川上林道と別れて夕森林道に入る。1kmの所に分岐があったが
直進する。しかし、500mで断念。カローラでは無理。引き返してさっきの分岐を見ると
三界山遊歩道と書いたカンバンがあった。この道に入ると「教育キャンプ場」というのが
あり、一番奥の駐車場に車を入れて、入山。良く手入れされた植林を行くと10分で林道に
出合う。この林道を少し行くと登山口に着く。そこには7・8人のパーティーがいたが、
先行する。広く明るい谷を右へ左へ、竜のヒゲが密生している杉林もある。
1時間で越前谷分岐、45分で無名谷と分かれ、ササが出て来て30分で尾根に乗る。
尾根を左折して、5分で山頂。もう少し行くと切開かれていて展望が開ける。
新巣山から恵那山まで。でも、もやっていていまいち。コースは全て整備されている。
多人数のパーティーはどこもそうなのか、景色も見ずにすぐに食事を始める。
食べる楽しみも良いが、景色も見てやろうよ。
奥三界山 1810.5m 川上村 1999年5月29日
高速道路を使って川上林道のゲート前まで60分。川上林道を行く、銅穴の滝まで30分。
扇谷に下りて、尾根を電光形に登る事60分で林道出合い。この林道を夕森山を見ながら
歩いて45分で廃道になった林道との分岐に着く。この廃道の林道をつめて、終点の
小屋から右の尾根に付く。シシガコイを4つ通る。この周辺は植林が根付かないのかササ
ばかりである。また、そのササも1部では枯れている。樹齢を重ねた林を過ぎると沢に
下りる。石がゴロゴロした所で水はきれいに澄んでいる。そして70分で国境尾根に乗る。
夕森庭園のカンバンを過ぎると池があり、何とミズバショウが咲いている。
イワカガミ・ショウジョウバカマ、それにシャクナゲも咲いている。湿地に足を取られながら
35分で三角点に着く。4時間
山頂には川上村が作った展望台があり、360°の眺望がある。雨乞・高時・北夕森山すべて
下に見える。高い山は御岳と恵那山ぐらい。
どれだけ見ても飽きない山頂に別れを告げて、3時間20分で下山。
途中、夫婦連れと初老の2人連れとに出合うが、ともに山頂はあきらめたと言う。
今日は僕一人の山頂。最高に満足。
御在所岳 1209.7m 菰野町 1999年6月21日
朝、姉を送って鈴鹿へ。健太君(姉の愛犬)にあいさつをして、すぐに武平峠に向かう。
武平トンネルの広場は車で一杯。どうにか1台分のスペースを見つけて駐車する。
掘割状の道を行くと岩尾根もある。1時間で山上公園。すぐ食事をして下山。
鎌は逆光とかすみでさえない。
鎌ヶ岳 1157m 菰野町 1999年6月21日
峠からはやはり掘割状の道を行く。登り優先と聞いた事があるが、勢いをつけて下ってくる。
怖い位だ。登りの俺がよけるのか。鈴鹿の超メジャーな山域ではこれがルールか。
登りはじめは御在所が良く見えていたが、山頂からの方が良く見えると思い写真を
撮らなかった。1時間弱で山頂。所がガスって来て展望はなく、写真どころでない。
山頂直下のクサリ場を用心して下山。
11時14分に御在所に向かい、今15時10分。食事・休憩込みで4時間。
人の多いい山は慣れていないので居心地が悪い。道は良く踏まれていて迷うことはないが、
先回の雨の日に入山しなくて良かった、ガケから落ちたかも知れない。
三国山 1610.6m 加子母村 1999年7月10日
下呂町御厩野から鞍掛峠は向かう。ゲートの前に車を置いて峠へ。
2kmを1時間、東屋があり、廃車が3台捨ててある。峠から取り付くとすぐに背丈を越す
ミズタケのヤブ。とにかく前進。100m位で少しヤブがきれて、開けた所に出る。
薄いヤブを100mも行くと、前にも増してひどいヤブになる。顔にすり傷、汗がしみる。
靴ヒモが解け、なお進むが100mも行けず、断念。この間35分、とても刃物なしでは
歯が立たない。戻りは峠までわずか10分。
三浦湖を見ようと信濃側に下るが水無沢を渡る辺りで引き返した。20分
一輪のササユリだけの山となった。
南沢山1564m 湯舟沢山1619.8m 中津川市 1999年8月1日
清内路峠を越えて4km位で「ふるさと村自然公園」の入口に着く。登山者の車は有料との
カンバンがあって無視する訳にもいかないので、「森の家」で500円を払う。
橋を渡った所に車を置き、すぐ横の遊歩道に入った。草が茂り、手入れされていないようだ。
そして、霧雨が。左から道が合流、これが本道か。中間点まで1時間、少し行くと道が分岐。
これが谷道か。ここら辺りから日が差し始めた。中間点から50分で南沢山に着く。
中津川の町並が見え、高峰・二ツ森・笠置も眼下に見える。笹原の中を横川山(湯舟沢山)へ。
20分で三角点。尾根の中のコブとも言えない、ただの起伏の一部。どこから見ると山に
見えるのだろう。眼前には富士見台が、そして格好良く南木曽が、恵那山は雲の中かくれ、
中央アルプス、御岳も雲の中。恵那山の雲が切れるのが待ちきれず、下山する。
南沢山との間で大・大・大パーティーと遭遇、60人はいたと思う。
南沢山に戻ると雲は切れて、恵那山が顔を出した。谷を下って1時間50分、駐車場には
大型バスが止まっていて、市民登山のプレートがかけてあった。
道樹山 429m 春日井市 1999年8月8日
お昼にビールを飲み、一休みしてから出かけた。500ccのペットボトルと水筒。
細野キャンプ場から登りはじめる。例のはしご状の階段でもうバテバテ。
偽木の階段でのところではヘトヘト。45分で山頂。
1時間半の山歩き、そのわりにはきつかった。次は峠から弥勒山に行こう。
弥勒山 436.6m 多治見市 1999年8月15日
内津峠から山頂を目指す。35分で山頂。
以前はなかった切開きが2ヶ所あった。一ヶ所は筆調査のため、もう一ヶ所は公園に下る
道のようだ。
内津峠で車道に下りる階段でシリモチをつき数段滑った。注意
小島山(おじまやま) 863.6m 春日村 1999年8月29日
滝ノ谷と呉子谷の間に車を置く。茶畑の中を行くが本には載っていなかった新しい車道が
出来ている。足場の悪い呉子谷を行き、左の尾根に乗る。やたらと急な斜面。
L80の鉄塔まで50分、L81は直下を通らないが約1時間20分。
L80とL81の標高差は350mなので1時間で250mHしか登れなかった事になる。
L82で急登も終り、稜線歩きになる。2時間10分で山頂。でも展望はない。
L85に行くと鉄塔越しに北側が開け、小津権現、能郷白山から美濃の里山までの展望。
サー乾杯、あっビールを車に置いてきてしまった。残念
下山は林道へ下りて車止めから山道に入る。途中R83・82の辺りから登路の斜面が
見えるが、かなりの傾斜だ。下山は1時間47分。麓の神社でお礼を言う。
下山路の方が傾斜の緩いようだ。濃尾平野も一望でき、池田山もきれいに見えた。
飯盛山 740m 久瀬村 1999年12月4日
土曜の為か7時に出たが、久瀬村まで2時間を要した。
日坂川沿いから西津汲林道に入る。分岐を左へ、鉱山のほうに100mほど入って車を置く。
鉱山の車が来たので聞いてみたが、いやーの感じ。駐車地点から坑口までは100m位。
しかたなく、西側の植林に入ってみるが10分も行けなかった。林道に戻り分岐を右へ。
5分も行かないうちに「月の株」と書いた小さな板があった。
月の株まではしっかりした道があったが、その先は岩が多くて踏み跡も不明確。
テープを頼りに山頂へ。わずか50分、山頂からは手の届く所に西津汲があるが、やめた。
下山はコンパスに頼る。
小津三山は少し雪があるようだが、坂内村の奥山はかなり白い。能郷白山は真っ白。
久しぶりの山歩き、これで100山になった。
美濃一人>山名録99